米調査会社IDCは4月27日(現地時間)、2023年第1四半期(1〜3月)の世界のスマートフォン市場調査結果を報告した。総出荷台数は前年同期比14.6%減の2億6860万台と前四半期に続く2桁台の減少だった。トップ5メーカーがそれぞれシェアを落とす中、米Appleと中国OPPOはシェアをわずかながら伸ばした。
総出荷台数の減少はこれで7四半期連続。需要の低迷、インフレ、マクロ経済の不確実性の影響だが、在庫状況は半年前より大幅に改善されたとIDCはみている。
メーカー別では、前四半期に2位に落ちた韓国Samsung ElectronicsがAppleから首位を奪還した。ただ、シェアの前年同期比を見ると、Samsungが1.2ポイント減らし、Appleは2.5ポイント増やした。シェアを増やしたのはAppleとOPPO(0.9ポイント)のみだ。
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