中国で大注目の縦折りスマホ「vivo X Flip」はブランドバッグのような美しい仕上げ:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2023年06月19日 15時46分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 中国メーカーの縦折り式スマートフォン新製品が相次いでいます。Huawei1強に挑んだOPPOの「Find N2 Flip」が2022年12月に登場すると一気に人気がアップ。それを追いかけるようにvivoは2023年4月に「X Flip」を投入しました。今中国で最も注目を集めているスマートフォンです。特に女性層を意識した仕上げが特徴です。

vivo X Flip 女性をターゲットにしたvivo「X Flip」

 X Flipの主なスペックはSnapdragon 8+ Gen 1、6.74型(1080×2521ピクセル)ディスプレイ、5000万画素+1200万画素カメラ、4000mAh 44W充電バッテリーなど。ハイエンドクラスの性能を持っています。

vivo X Flip 基本スペックも高い

 背面ディスプレイが大きいのも特徴で、3型(422×682ピクセル)のディスプレイを搭載。ここでアプリを動かしたり、アウトカメラを起動してプレビューを見ながら自撮りしたりすることも可能です。OPPOのFind N2 Flipはこの外画面が縦型でしたが、vivoはモトローラrazrシリーズと同じ横型スタイルを採用しました。

vivo X Flip 横型の大きな外画面を搭載

 そして外観が美しいのも特徴です。紫モデルはビーガンレザー仕上げな上に、クロスの模様を浮き上がらせた仕上げ。ブランド品のバッグのような仕上げであり、見た目も美しい上に手に持ってみると心地よい触感です。ケースを付けずにこのまま持ちたくなる表面仕上げにしているのです。

vivo X Flip バッグと同じような仕上げが美しい

 本体サイズは閉じたときが75.3(幅)×166.4(高さ)×7.8(奥行き)mm、開いたときが75.3(幅)×166.4(高さ)×7.8(奥行き)mm、重量は198g。ヒンジは隙間なく閉じることができます。

vivo X Flip 隙間のないヒンジ構造

 ディスプレイのヒンジ部分も筋や折り目は目立ちません。インカメラは3200万画素と高画素。前述したように閉じたままでも外画面を使えばアウトカメラで自撮りができます。

vivo X Flip 折り目の目立たないディスプレイ

 ヒンジはディスプレイを途中の位置で止めておくことのできるフレックススタイルにも対応し、机の上に置いたまま動画を見たり、アウトカメラまたはイントカメラで自撮りしたりすることも簡単です。

vivo X Flip ヒンジは自由な位置で止められる

 そして自撮り時には自分の肌を整えるため口紅やファンデーションで装飾できますが、アプリの画面はまるで化粧品のパレットのようになります。本当に化粧をするような気分で自分の顔を整えて自撮りができるわけで、女性にとっては自撮りがより楽しくなるでしょう。

vivo X Flip 本当に化粧をしているような感覚で自撮りができる

 さて、縦折り式スマートフォンの代表作といえばSamsungの「Galaxy Z Fold4」で、こちらも紫モデルがあります。OPPO Find N2 Flipと合わせ、3社の紫モデルの比較写真も撮ってみました。

vivo X Flip 3社の縦折り紫モデルを比較

 外画面デザインが異なるだけで、3製品それぞれ違う魅力が感じられます。本体の色合いも撮影時の光の加減はあるものの、3製品3様です。

vivo X Flip 背面側を比較

 ヒンジ部分もサムスンとOPPOはメーカーロゴ入り、OPPOは模様もあるなど、このあたりもデザインを変えてきています。

vivo X Flip ヒンジ部分の違いも興味深い

 OPPOはFind N2 Flipを既に欧州で展開中。日本にもぜひ投入してほしいもの。vivoは今のところ中国のみの発売ですが、こちらもグローバル投入されればSamsungの好敵手になるでしょうね。

vivo X Flip 3社の縦折りスマホの競争を見てみたい

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