Apple Watchは「Series 9」と「Ultra 2」が発売される。どちらも、新しいプロセッサである「S9」が搭載され、ディスプレイも最高輝度がアップしている。
ちなみに、新しい操作性として「ダブルタップ」と呼ばれるものが10月のアップデートで提供される。Apple Watchに電話の着信があった際には、親指と人差し指を「トントン」とすることで、Apple Watchが反応して電話に出られるというものだ。
一見すると、従来モデルでも対応できそうな機能だが、実際には手首の動きや血流の流れをセンサーが判断し、機械学習によって、ユーザーが反応していると判断する技術となっている。この一連の動作はS9だからこそ実現できるものであり、新製品ではないと対応できないということのようだ。
実際に試してみたが、ベルトをキチンと巻き、早すぎず、ややゆっくり「トントン」と指を合わせるとキチンと反応してくれた。
実はこのダブルタップはApple Vison Proでも採用されている操作性だ。Apple WatchとApple Vison Pro、全く別のカテゴリーの製品であるが、操作性をキチンとそろえているのはアップルならではといえそうだ。
(取材協力:アップルジャパン)
「iPhone 15」シリーズ4機種のスペックを比較 USB-Cから新ボタン、カメラまで
「iPhone 15/15 Pro」は何が進化した? iPhone 14シリーズとスペックを比較する
iPhone 15のUSB-C対応で何が変わる? メリットと注意点を整理する
「iPhone 15 Pro/Pro Max」はチタン素材のおかげで保護ケースが不要に? 実際のところを冷静に考えてみた
「Apple Watch Series 9」発表 新チップで処理性能アップ、新ジェスチャーや新色ピンクを追加 「Ultra 2」はさらに明るいディスプレイにCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.