ドコモ、「ahamo」でも「データプラス」を利用可能に 20GBを無駄なくシェア

» 2023年10月12日 10時55分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 NTTドコモは、タブレットやモバイルWi-Fiルーター向けに提供している「データプラス」のペア回線に「ahamo」を追加した。10月12日の発表時点で既に申し込みが行える。これにより、ahamoのデータ容量を無駄なく他の回線とシェアできるという。

ドコモ ahamo docomo データプラス シェア ドコモの発表内容

 データプラスは、契約中のデータ容量をタブレットやモバイルWi-Fiルーターなどの2台目機種とシェアできる、月額1100円(税込み、以下同)の料金プランだ。これまではメインがドコモプラン、サブもドコモプランである必要があったが、同日以降、メインをahamoにしてそのデータ容量を2台目の機種とシェアできるようになった。一方でデータプラスを単独で契約できない点や、データプラスで音声通話ができない点はこれまでと変わらない。

 なお、「データプラス(2019年9月30日以前に契約)」の定期契約なしプランで、ahamoと他回線のペア設定を行う場合は、月額2750円となる。また、ペアとなる回線で「大盛りオプション(月額4950円/100GB)」を契約する場合、データプラスでの利用可能データ容量が30GBとなる。利用可能なデータ量を超過した場合は、通信速度が送受信時最大1Mbpsに制限される。

 組み合わせが可能な回線数はahamo1回線につきデータプラス1回線となる。ahamoと別の端末をペアで使う場合、dアカウントを取得した個人で契約する必要がある。2台目の機種が5G対応機種の場合は「5Gデータプラス」、4G対応機種の場合は「データプラス」をを利用できる。

ドコモ ahamo docomo データプラス シェア データプラスの概要

 ahamoは、ドコモが2021年3月から提供している、音声通話付きのプラン。提供開始当初は、契約などの手続きやサポートがオンラインに限定されていたが、2023年現在は3300円の追加料金を支払えば、店頭でも申し込みや各種手続きに関するサポートを受けられる。基本的な月間データ容量は20GBだが、大盛りオプションにより80GB分を毎月追加でき、トータルで100GBを利用できることになる。海外91の国と地域でも追加料金不要で利用できる点も売りとなっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月06日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. NHK受信料の“督促強化”に不満や疑問の声 「訪問時のマナーは担当者に指導」と広報 (2025年12月05日)
  3. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  4. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  5. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  6. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  7. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  8. ドコモが「dアカウント」のパスワードレス認証を「パスキー」に統一 2026年5月めどに (2025年12月05日)
  9. NHK ONE、簡単には「閉じられないメッセージ」表示へ 目的は“NHK受信料”の徴収 なぜ強引な仕様に? (2025年11月12日)
  10. 鉛筆デザインのiPad用スタイラスペン「Nelna Pencil」発売 物理ボタンに9機能を設定可能 (2025年12月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー