iOS 17では「天気」アプリも進化 降水状況や気温を過去のデータと比較できるようにiPhone Tips

» 2023年11月03日 11時00分 公開
[雪城あさぎITmedia]

 iOS 17では「天気」アプリも大きくアップデートされた。注目したいのは「過去の傾向」と「月の情報」だ。旅行の計画を立てる際に役立ちそうな過去の気温や降水状況を確認したり、月の満ち欠けを確認したりできる。この他に、今後10日間の天気予報を確認したり、風向きを地図でアニメーションで確認できるようになっている。

過去の状況と現在の天気を照らし合わせる

 過去の降水状況や気温は、好きな地域の情報のトップ画面下部「平均」のタブをタップすると確認できる。この画面でその日の平均気温や降水状況、画面下部では年間の平均気温などを確認できる。

iOS 17 天気の新機能 トップ画面下部「平均」から平均気温や降水量などを確認できる

月の満ち欠けを確認する

 月の満ち欠けはトップ画面下部の月の画像が表示されているタブをタップすると確認できる。ここでは月の輝面率(どれだけ満ちているかの割合)の他、いつ新月や満月になるか、月の入り、出を表示できる。夜が晴れで満月の日に出掛けて、きれいな満月を楽しんでくる、といったことも簡単になりそうだ。

iOS 17 天気の新機能 月の画像の部分をタップすることで、月の満ち欠けや月の出、入り、距離なども分かる

単位を変えて現地の表示にする、もっと未来の天気予報を見る

 地域ごとに異なる標準単位の対応も増えた。メートル法だけでなく、ヤード・ポンド法の他、風の強さはノット、気圧はミリバール(mb)や水銀柱インチ/mmにも対応した。この設定は天気のトップ画面右下「≡」のボタンから「…」→「単位」とタップすることで設定可能だ。

iOS 17 天気の新機能 さまざまな地域の単位を設定できる

 また標準機能のアップデートとして、天気や降水確率の予報が10日先まで見られるようになった。さらに「降水量」からマップを表示して「風」を表示すると、風向きがアニメーションで表示される機能が追加されている。

iOS 17 天気の新機能 10日先までの天気予報を確認でき、予報マップから層が重なったようなマークのボタンの「風」をタップすることで風力図を確認できる

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