来日している米X(旧Twitter)のリンダ・ヤッカリーノCEOは日本のオフィスでXのビジョンを語った。Xの日本版アカウントが12月7日、明らかにした。
ヤッカリーノCEOは4日18時頃に「Xが日本で日本赤十字社と東京都自殺予防センターの活動に寄付する」取り組みを始めたことを明らかにしていた。
その2日後の6日、Xの日本版アカウントが「ヤッカリーノCEOが日本オフィスを訪問した」と投稿した。その全文は次の通り。
「ようこそ日本へ!XのCEOであるリンダ・ヤッカリーノが来日し日本オフィスを訪問しました。X社員に希望とEverything Appが描く輝かしい未来について語ってくれました。日本の代表の松山歩(@ayumu_matsuyama)とだるまに目を入れ、さらなる日本事業の成長を祈念致しました。ありがとう!」
その翌日となる7日、Xの日本版アカウントが「X Japan CMO Summit」を初めて開催したと発表。ヤッカリーノCEOは同サミットでEverything Appを目指すXのビジョンを示した。
「リンダ・ヤッカリーノ(@lindayaX)が来日し、初となるX Japan CMO Summitを開催致しました。大勢のお客様にご来場頂き、熱気で満たされた会場の中で、Everything Appを目指すXのビジョンが示されました。皆様とともにXのビジョンを実現して参りたいと存じます」
Xが「将来、どのようなアプリになるのか」については、ヤッカリーノCEOがロゴ変更時に「オーディオ、動画、メッセージ、金融を中心としたアプリへ成長させる」との考えを投稿していた。
この他、ヤッカリーノCEOは楽天のオフィスへの訪問も明らかにした。「東京にある楽天のグローバル本社への訪問を楽しんだ」という投稿から、楽天クリムゾンハウス(東京・世田谷区)で過ごしたことが分かる。ヤッカリーノCEOは「楽天の飛躍的な成長、多様なビジネスと文化に魅了されている」とも投稿し、「日本への投資」についても明言した。
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