一部のXperiaに出た“謎の丸いアイコン”(解決済み)/TVチューナーを搭載しないスマホが増えたワケ【2023年を振り返る(7月編)】Mobile Monthly Top10

» 2023年12月26日 07時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 2023年も残り1週間を切りました。ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位でチェックしつつ、この年を振り返っていこうと思います。今回は7月における記事のアクセス数のトップ10を紹介します。

謎のアイコン 一部のXperiaに出た“謎のアイコン”の正体は何なのか……?

 7月のアクセス数の1位は、ソニーのスマートフォン「Xperia」の一部モデルに出現した“謎の丸いアイコン”に関する記事でした。この問題に遭遇したユーザーは多かったのか、本当に良く読まれました。

 この丸いアイコンが出現した原因は不明ですが、考えられることとしては非表示設定の「システムアプリ」が更新された影響があります。その名の通り、システムアプリはAndroid端末のシステムに関わるアプリで、中には端末の動作そのものに大きく関わるものもあります

 通常、システムアプリの更新は端末ソフトウェアの更新と同時に実施されることが多いのですが、Googleが提供するものを中心に一般アプリと同じ「Google Playストア」やメーカー/キャリア独自のアプリストアを介して更新できるものもあります。Xperiaに限らず、システムアプリがアプリストアを介して更新されたタイミングで問題を起こすケースは見受けられます(参考記事)。何らかのアプリのアップデートで端末の調子が悪くなってしまった場合は、原因となったアプリにめぼしを付けた上で、その提供元に連絡すると迅速な解決につながるかもしれません。

ネットワークチューナー ネットワーク対応TVチューナーへの注目が集まっています

 7月は、ランキングの4位と6位にはAndroidスマホにTVチューナー(ワンセグ/フルセグ)が搭載されなくなったことに関連する記事が入っています。

 「Mobile Weekly Top10」で取り上げた際にも散々考察してきたところですが、その原因として「受信料問題」はそれなりに大きいのかなと思います。一方で「スマホでTVを見たい!」というニーズは根強くあるようで、ネットワーク対応のTVチューナー(バッファローの「nasne」、アイ・オー・データ機器の「REC-ON」、ピクセラの「Xit AirBox」)に関する記事を載せると、結構よく読まれます。ある意味で「直接受信」から「間接受信」に切り替わっただけなのかもしれません。

 かくいう自分も、ネットワーク対応のセットトップボックス(STB)経由でTVを見ています。BS 4K放送だけは接続先のディスプレイで見ないといけないのがつらいのですが、それ以外はスマホやPCで見ています。STBは事前に設定すれば外部からのアクセスにも対応できるので、自宅で見たい番組を放送エリア外に出かけた際に見られるので、ある意味で利便性はより高まってはいます。

 皆さん、どうやってTV番組を見ていますか?(そもそも見ていないですかね……?)

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