個人的見解としては、選択肢が妥当すぎて驚きがなかったですね。「Galaxy Z Flip5とmotorola razr 40 Ultraについては、新しい折りたたみスマホの体験を生み出してくれたということで、それぞれ上位にしました。
Pixel 8 Proは、AI絡みの部分を評価しました。
ミッドレンジはAQUOS sense8に10点。実際に借りて使いましたが、隙がない端末でした。
TORQUE G06は、京セラのごたごたがあった中でも、続けてやっていくという意気込みが感じられたのがよかったですね。
モトローラについては、実は今年(2023年)機種を一番多く出していたのではないかと思います。かつてのHuaweiのような勢いが感じられたことを評価しました。
Pixel 7aは悪くはないのですが、僕としては一歩足りなかったかなと感じます。
ハイエンドについては、将来の期待値で評価しました。iPhone 15 Proは実際に購入して使ってもいるのですが、チタニウムやUSB Type-Cなど現実的なところの改善はあったものの、あまり「未来」が見えてこなかったので、票を入れませんでした。
反対にPixel 8 Proは、「消しゴムマジック」を使った際に違和感のある画像が出来上がるなど未成熟に感じる部分も多いですが、生成AIの起点になるという意味で、今後の期待も込めて1番にしました。
次点が折りたたみの2機種で、折りたたみがこれからもっと伸びてほしいという思いを込めて、点を入れました。
Pixel 8には1点を入れるか3点を入れるか悩みました。その上で、ミッドレンジを評価するような視点にはなってしまいますが、持ちやすくなって、使い勝手がよくなったということを評価して、3点を入れました。
ミッドレンジは、価格が現実的なところということで、今年(2023年)は点を入れた3つの機種が高く評価できるのではないかと思っています。AQUOS sense8は皆さんおっしゃる通りで、バランスがいい。従来機種よりも値段は多少上がっているものの、6万円台ですので、ミッドレンジの王道という印象です。
Pixel 7aもコスパと販路を鑑みると評価せざるを得ない。こちらに9点を入れようかとも思いましたが、個人的に評価しているのはmotorola edge 40なので、両者の点数差をつけないよう、それぞれ8点、7点を割り振りました。もしmotorola razr 40/40sが定価で10万円を下回っていたら10点を入れたかったのですが、こちらは来年(2024年)に期待ですね。
正直、差をつけづらかったので、1位以外は5点で当分しました。ハイエンドの1位はPixel 8 ProとiPhone 15 Proとで迷ったのですが、旅行で荷物を減らしたいときはPixel 8 Proだけを使っていたりしたので、こちらを1位にしました。iPhoneもまっとうに進化はしていたのですが、Pixelの方がA壁紙でホーム画面を編集したり、写真を撮ったり、編集したりするのも楽しく感じられました。端末がフラットになって使いやすくなったのも好印象でした。
motorola razr 40 UltraとGalaxy Z Flip5は今年(2023年)を代表する機種だと思うので、ITmedia Mobileでも比較記事も書かせてもらい、どちらもいいところがあって優劣は付けづらかったですね。
ミッドレンジは、AQUOS sense8とmotorola edge 40のどちらを1位にするか迷いました。motorola edge 40はMNOが扱っておらず地味なのですが、ステレオスピーカーを備えていたり、ワイヤレス充電に対応していたり、スペックはいいんですよね。いろいろな事情があったのでしょうが、キャリアに踏み込めていたらと思うともったいなかったですね。
motorola razr 40/40sも、借りてじっくりと使わせてもらいました。フォルダブルの主流としては、大画面の方が存在感があるので、どうしても1つ下のランクの端末という印象はあります。しかし、サブディスプレイが小さいので、使わないときに折りたたんで画面を隠しておくといった使い方を想定すると、ミッドレンジとしてはこのくらいがちょうどいいのかなと思っています。
Pixel 7aは、発売が早い時期だったので、記憶から消えかかっています。悪いイメージはないです。コスパがよくて、いつも通りのaシリーズだったなと。来年(2024円)、Pixel 8aがいい価格で出てくることを期待しています。
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