ソニーマーケティングは、ゲーム「原神」とコラボしたスマートフォン「Xperia 1 V」の受注販売を開始した。価格は18万8400円(税込み、以下同)。
Xperia 1 Vのメーカー直販モデルをベースとして、バックパネルとして原神のキャラクターの「宵宮」をバックパネルに刻印した。
ソニーストア限定モデルとして、受注期間は2月21日〜5月13日。出荷は3月7日より順次実施する。現行モデルの「Xperia 1 V」と「Xperia 5 V」の純正スマホケースも販売する。キャラクターと、そのモチーフの金魚をデザインしている。価格は5830円。
完全ワイヤレスイヤフォン(WF-C500)と、ゲーミングモニター「INZONE M9」のコラボモデルも販売する。
コラボモデルの購入者には、オリジナルの書き下ろしデザインの壁紙を提供する。
なお、専用のアイコンなどの特典は用意されていない。コラボモデルであっても、ソフトウェアや付属品はXperia 1 VのSIMフリーモデルと同等だ。ゲーム内で楽しめる特典も現時点では提供予定がないという。
原神のような3Dグラフィックが豪華なスマートフォンゲームは、快適にプレイできる端末が限られている。こうしたゲームを遊びたいときに、ゲーミングスマホも候補となるが、実はプレミアムスマートフォンのXperia 1 VやXperia 5 Vのような機種でも快適に遊ぶことができる。
ソニーの増嶋一美氏は「2019年から荒野行動から始まって、コールオブデューティー、第五人格、PUBGといったゲームとコラボレーションしてきました。プロeスポーツのチームとも2019年からタッグを組んで、最新モデルをいち早く提供してそのフィードバックを開発に反映してきました」と話す。
【訂正:2024年2月22日13時25分 増嶋氏の担当に誤りがありましたので、訂正しました。】
その成果が、Xperiaのゲーミング機能「ゲームエンハンサー」だ。ゲーム中のスマホのパフォーマンスを最適化したり、通知をオフにしたり、画面を録画して配信したりするための機能をそろえている。
その中には、バッテリーを充電せず“給電”だけで動作する機能もある。また、タッチパネルの反応速度を細かく調整するも存在する。ゲーマーが気にするパフォーマンス調整の“ツボ”を押さえている印象がある。
ソニーストア銀座、札幌、名古屋、大阪、福岡天神の各店では、2月21日〜3月10日まで原神とコラボレーションした展示を実施する。
宵宮をモチーフとしたコラボモデルが体験できる他、ゲームの最新キャラクター4人のパネル展示があり、店内を巡りながら楽しめる謎解きゲームもある。展示の規模は大きくないため、観光の息抜きに立ち寄ってもちょうどいい分量だ。
もちろん、店内には原神モデルの展示もある。ゲーム開発元のmihoYoが協力して、ほとんどすべてのキャラクターが使用できる状態のデータで試遊できる。
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