Xiaomiの“ランボルギーニスマホ”「Redmi K70 Pro Champion Edition」は性能も妥協なし山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2024年02月24日 12時00分 公開
[山根康宏ITmedia]

 自動車メーカーとコラボしたスマートフォンがまた1つ海外で発売されました。Xiaomiが中国に投入している「Redmi K70 Pro Champion Edition」です。黄色いボディーにスポーツカーをイメージさせるシャープなデザインの本機は、ランボルギーニと正式にコラボした製品です。

Redmi K70 Pro Champion Edition ランボルギーニスマホこと「Redmi K70 Pro Champion Edition」

 パッケージにもしっかりとランボルギーニのエンブレムがプリントされているRedmi K70 Pro Champion Edition。もちろん本体背面にも同じものがプリントされています。そもそもRedmiはコスパに強い格安モデルという印象がありますが、Redmi Kシリーズはハイパフォーマンスな高性能モデル。それにもかかわらず、価格を抑えた「ハイコスパスマホ」なのです。

Redmi K70 Pro Champion Edition ランボルギーニ公式のモデルだ

 本体を紹介する前に、パッケージに含まれているSIM取り出しピンも紹介しましょう。形状はランボルギーニのエンブレム型で、しっかりと文字も刻まれています。このSIMピンだけでも欲しくなります。

Redmi K70 Pro Champion Edition SIMピンまでランボルギーニ仕様だ

 プロセッサはSnapdragon 8 Gen 3、ディスプレイは6.67型(1440×3200ピクセル)で輝度は4000ニト、カメラは広角5000万画素+超広角1200万画素+5000万画素の2倍望遠。メモリは24GB、ストレージ1TBの高性能仕様で価格は4599元(約9万5000円)。コスパの高さが光ります。

Redmi K70 Pro Champion Edition 高性能ながら10万円以下の価格だ

 オリジナルのテーマは、アイコンセットや壁紙にランボルギーニをインスパイアしたデザインのものがプリインストールされてます。六角形のアイコンが特徴ですね。

Redmi K70 Pro Champion Edition 専用テーマがプリインストール

 背面を見ると、上側のカメラ部分が1段高い構造になっています。この段差が全体のイメージにシャープ感を与えており、所有欲をさらに高めてくれそうです。なお、内蔵バッテリー容量は5000mAh、急速充電は120Wに対応し、18分で満充電が可能。究極の“神ジューデン”に対応します。

Redmi K70 Pro Champion Edition エッジの利いた背面デザイン

 本体上部側から見ると、4つのカメラがエンジンパーツのように見えます。どことなくスポーツカーをイメージさせる外観に仕上げられているのです。

Redmi K70 Pro Champion Edition 上部側から見るとメカっぽいデザインだ

 OSはMIUIに変わるシャオミの新OS、HyperOSを採用しています。他のスマートフォンやタブレット、IoT製品との連携も便利になるでしょう。

Redmi K70 Pro Champion Edition HyperOSを当初から搭載するモデルだ

 遠目から見ても、ランボルギーニにちなんだ製品に見える本機は、中国でもかなり人気だそうです。この手のコラボ製品は版権の問題からか中国国内のみで販売され、グローバルに投入されることはあまりありません。しかしランボルギーニファンは世界中にいるだけに、海外での販売もお願いしたいものです。

Redmi K70 Pro Champion Edition 世界中のランボルギーニファンに販売してほしい

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