新会社「NTTドコモ・グローバル」設立へ ブロックチェーン活用の決済サービス、事業拡大も視野に

» 2024年05月10日 14時30分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 NTTドコモは5月10日、新会社の「NTTドコモ・グローバル」を7月に設立する予定だと発表した。新たなライフスタイルの創出をグローバルに展開し、グループ横断での事業拡大を目指すとしている。

 NTTドコモ・グローバルは、ドコモグループのグローバル事業を統括し、事業横断で統合的かつ機動的にグローバル事業を推進する。パートナーとともに新たなライフスタイルの創出と、それを通じた社会・産業の構造変革に取り組む。

docomo ドコモ NTT ドコモグローバル 「NTTドコモ・グローバル」の事業内容

 具体的には、Web3の世界に向けて、ブロックチェーン技術を利用した決済サービスを個人や企業に安全かつ簡単に提供し、社会に実装することを目指す。そのために、アプリケーション・サービス事業やOpen RANなどのキャリアイネーブリング事業を軸に、将来的には他事業への拡大を検討する考えで、幅広い統合的なグローバル戦略を立案し、迅速に事業を拡大したいとする。

 ドコモは5月10日、新会社の設立に先立ち、会社運営準備を目的として、「グローバル事業企画」を設立。2024年7月の事業開始に向け、NTT DigitalとOREX SAI、海外現地法人3社の株式移管準備を進めるとしている。海外現地法人については、各国での営業活動をはじめ、グローバル展開の総合的なサポート拠点として活動するとしている。

docomo ドコモ NTT ドコモグローバル NTTドコモ・グローバルの概要

井伊基之現社長、ドコモ・グローバルに関する説明会の開催を明かす

 井伊基之現社長は5月10日、「各事業単位あるいは各子会社単位で、グローバル展開を想定していたが、それじゃダメだろうなと。やはりわれわれが持つ、さまざまなサービスやアセットの全てを抱えた新会社を設立した」と狙いを話した。

 さらに、「当面はNTT Digital、OREX SAI、IoTなどを巻き込む形で、グローバル展開を加速したい」と意気込んだ。その上で、「事業開始の7月1日までにご説明できるように事業計画を詰めている。現段階(5月10日時点)ではまだどれぐらいの収益を狙うか、という点のコメントは控えたい」としつつも、「別途、ドコモ・グローバルに関する説明会を開催したい」と明かした。

【更新:5月10日16時30分】井伊基之氏の発言の追記と記事更新を完了しました

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月27日 更新
  1. 3社そろい踏みの「Starlink Direct」 料金で仕掛けるドコモとソフトバンク、先行するKDDIは“サービス”で差別化 (2026年04月25日)
  2. 楽天モバイル、ルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」の販売を一時停止 理由は? (2026年04月24日)
  3. スマホの「残価設定」にメス? 総務省がルール統一を検討も、Appleは「不当な扱い」と猛反発 (2026年04月25日)
  4. ダイソーで1100円の「USB充電器(PD20W)」は、きちんと20Wで充電できるのか? (2026年04月26日)
  5. ダイソーの1100円「シースルーイヤフォン」に一目ぼれ “音質と個体差”に目をつむれば「あり」な選択肢 (2026年04月23日)
  6. Xiaomiの前に、中国スマホの“雄”だったMeizu、またしてもピンチ (2026年04月26日)
  7. 1.72型ディスプレイ搭載スマートバンド「Xiaomi Smart Band 10」、高精度の睡眠モニタリングも可能 (2026年04月25日)
  8. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  9. 携帯電話のホッピング問題、「6カ月以内の継続利用を認める」方向で決着か 2026年夏に結論 (2026年04月23日)
  10. 「Pixel 10a」と「Pixel 10」どちらを選ぶ? 実機比較で分かった「約5万円差の価値」と「明確な違い」 (2026年04月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年