ソニーは、2026年2月28日をもって、スマートウォッチ「wena 3」シリーズのサービスを終了する。
対象製品は以下の通り。
修理窓口による受け付け、使い方相談窓口によるサービス、wena 3アプリへのログイン、アプリのダウンロードや更新、OSバージョンアップ、アプリからのwena 3のセットアップ、アプリ内の天気設定を終了する。
他社の連携サービスでは、Suicaのサービスを終了し、交通機関や物販での利用、利用履歴の確認や印字も利用できなくなる。現在利用しているチャージ残高は、サービス終了までに利用するか、Suicaの削除、払い戻しを行う必要がある。これに伴い、wena 3でのSuicaの新規発行を2025年11月25日で停止する。
この他、MAMORIO機能、Riiiver機能、ヘッド連携機能、Alexa連携機能、Google Fit 連携機能、Apple ヘルスケア連携機能も利用できなくなる。
なお、「おサイフリンク」機能は2023年12月31日に終了しており、楽天Edy、QUICPay、iDなどのサービスは既に利用できない。
wena 3は、2020年11月に発売されたスマートウォッチ。腕時計のバックル部分にスマートウォッチの機能を集約させ、バックルから切り離してバンドを交換できる。時計のヘッドはサードパーティーの製品を含めて組み合わせることができる。2024年12月時点で後継機は発表されておらず、このままwenaシリーズは終息を迎えるのだろうか。
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