“激安”の「日本通信SIM」はどれだけお得? メリットや注意点、通信速度を検証スマホ料金プランの選び方(2/2 ページ)

» 2024年12月12日 15時10分 公開
[シムラボITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

日本通信の注意点は? 店舗サポートなし、eSIMの手数料も難点

 一方、日本通信にもいくつか注意点があります。

 最大の注意点は店舗サポートがないことです。契約ができる店舗は北海道、福島県、千葉県、長野県に計8店舗のみで、契約もその後の各種手続きも基本的にはWebで行います。Webでの手続きは難しくないものの、店舗が必要な人は楽天モバイル、Y!mobile、UQ mobileやahamoなどを選びましょう。

 また、日本通信はドコモ回線を使っています。ドコモ回線は近年、いわゆる「パケ詰まり」をはじめとした通信品質の低下が話題になっており、注意が必要です。特に都心部で使う人が他社回線から乗り換える場合は「つながらない」「速度が極端に遅くなる」といったことがないか、現在ドコモ回線を使っている周囲の人に確認してから乗り換えるのがよいでしょう。

 なお、日本通信は時間帯によって速度が低下します。今回の速度測定では最低限の速度は出ていましたが、昼休みでもデータをガンガン使いたい人はahamoやLINEMOの方が安心かもしれません。

 各種手数料にも注意してください。まず、日本通信は契約時に3300円の初期手数料がかかります。初期費用の割引キャンペーンも実施していません。

 できるだけ初期費用を抑えたい人は、Amazonなどで販売されているスターターパックを利用しましょう。スターターパックは初期手数料が無料になる「エントリーパッケージ」と同じもので、スターターパックの購入金額と初期手数料3300円の差額分だけお得になります。Amazonでは時期により2500円程度に値下げされることがあり、Webで直接申し込むより7〜800円ほど節約が可能です。

 例えば、11月末のブラックフライデー先行セールでは2380円で買えたので、そのまま申し込むより920円お得になりました。ただし、時期によっては3300円以上で販売されることもあるので注意しましょう。

 また、個人的にはeSIMの機種変更(端末間の移動)に1100円の手数料がかかるのも残念です。今回、速度を測定するためにメイン端末から測定用の端末にeSIMを移し、測定後に戻したのですが、往復で2200円の手数料がかかりました。契約している合理的シンプル290プランの7カ月分以上の費用がかかった計算です。

 日本通信は料金が安いものの、初期費用や各種手数料がかかり、キャンペーンもほとんどありません。これらを含めると、IIJmioなどのキャンペーンが豪華なキャリアを選んだ方がトータルでは安くなる場合もあるので注意が必要です。

 以上、日本通信の解説でした。料金の安さは格安SIMではトップクラスで、通信速度も最低限の速度は出ていました。いくつか注意点はあるものの、個人的にもトップクラスにオススメのキャリアです。安さにこだわる人は日本通信への乗り換えを検討しましょう。

著者プロフィール

シムラボ

LINEMO

 「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月13日 更新
  1. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  2. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  3. シャープが「AQUOS」を中高価格帯へシフトする理由 メモリ高騰が直撃するエントリースマホの限界 (2026年06月13日)
  4. 「JALモバイル powered by ahamo」のお得度を検証 本家ahamoやIIJmio版とは何が違う? (2026年06月12日)
  5. DAZNのW杯「月額980円」表示に落とし穴 ユーザーを困惑させた2つの“ダークパターン”とは (2026年06月12日)
  6. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. 「日本通信アプリ」の新バージョン提供開始 FPoS対応で本人確認のセキュリティを強化 (2026年06月11日)
  9. ゲオの“今だけ”スマホ買い取り額UP、実はうそ? 消費者庁が厳しい目 (2026年06月12日)
  10. 20万円超も珍しくない高額スマホ時代、「スマホ保険」の選び方と料金の目安は? (2026年06月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー