NTTドコモは一部機種の価格を12月26日に改定する。対象機種は「iPhone」「Google Pixel」などを含む。同日以降、総務省による電気通信事業法のガイドライン改正に伴う販売施策により、一部機種の実質価格が大きく値上がりする見込みだ。
なお、ドコモオンラインショップで価格が確認できる機種については、記事内にその価格を記載する。記事内の価格は全て税込み。
まず「iPhone 15」「iPhone 14」の128GBについては、ドコモオンラインショップでの一括価格が変更となる。25日までの価格と、26日以降の価格は次の通り。
続いて、ドコモオンラインショップでスマートフォンを購入する際に、利用できる端末購入プログラムが変更となる。下記の機種では、25日まではいつでもカエドキプログラム+を利用できるが、26日以降はいつでもカエドキプログラムを利用する必要がある。
いつでもカエドキプログラムは、分割払いや端末の返却などを条件とした端末購入プログラム。23カ月目に対象機種を返却すると、24回目に設定された残価額の支払いが不要となる。いつでもカエドキプログラム+は、短期間に機種を交換する人に向くプログラム。例えば、12カ月目までに対象機種を返却する場合、早期利用料などを支払うことで、13カ月目以降の分割支払金および残価の支払いが不要となる。
以下の機種は26日以降、いつでもカエドキプログラムの残価額の変更に伴い、本プログラム適用時の負担総額も変更となる。変更前の価格と変更後の価格は次の通り。
ドコモは26日から、1〜22カ月目にプログラムを利用し、早期利用特典として翌月以降の分割支払金から割り引く月額料金も変更する。対象機種、変更前、変更後の金額は次の通り。
【更新:2024年12月16日15時15分 一部機種で未確認だった、12月25日までの価格を追記しました。】
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