2024年は「楽天モバイル+日本通信」がベストな組み合わせだった ベストスマホは23年発売の「Pixel 8」(2/2 ページ)

» 2024年12月27日 10時56分 公開
[シムラボ,ITmedia]
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2024年のスマホ遍歴 Pixel 8の安さに飛びついた

 続いては筆者のスマホ遍歴と、2024年に話題になった端末について振り返ります。筆者が2024年にメイン端末を変えたのは1回だけです。7月に、2023年から使っていたGoogle Pixel 6から、Google Pixel 8に機種変更しました。

Pixel 8 Y!mobileでの安さに飛びついて購入した「Pixel 8」

 Google Pixel 6は性能面では全く不満がなかったものの、購入から1年以上経過し、ややバッテリーの持ちが悪くなってきたように感じていました。そのタイミングで、Y!mobileでGoogle Pixel 8がMNPなら一括2万9800円という安さで発売され話題になったため、飛びついてしまいました。

 Google PixelシリーズはPixel 3以降、5、6、8とメインで使ってきましたが、全体的に気に入っています。最近やや不具合が多い気がするものの(自身のメイン端末なので積極的に情報を集めているからそう感じるだけかもしれませんが)、性能もデザインも満足で、今後もたまに浮気しながらもメインとして使い続けるでしょう。

Googleストアの下取り価格がたびたび話題に

 ただ、Google Pixelシリーズは過去には性能の割に価格が安いのが特徴でしたが、最近はだんだん価格が上がってきました。Google Pixel 9シリーズもそれ相応の価格で、過去のようにコスパが高いとはいえません。

 その代わりに、2024年に何かと話題になったのがGoogleストアのセールです。Google Pixelシリーズは通常価格が上がったものの、Googleストアで頻繁に実施するセールでは端末の高額下取りに加えて高額のストアクレジット付与により、かなり安い実質価格で購入できるようになりました。「Xperia XZ1 Compact」や「iPhone SE(第3世代)」の下取り価格が異常に高く設定され、中古スマホ店やフリマアプリから在庫が消えたのも記憶に新しいです(iPhone SE 第3世代はその後キャンセル)。

Pixel Google ストアでは、高額な下取り価格やストアクレジットにより、Pixelシリーズをお得に購入できる施策を定期的に実施している

 そのせいか、Google Pixel 9シリーズの一部の機種は発売直後に中古スマホ店に大量の未使用在庫が積みあがっているのが話題になりました。マーケティング的に成功だったのか、心配してしまいます。

2024年に話題になったのは20万超えのあの機種

 筆者は使用していないものの、2024年に発売されたスマホで印象的だったのが「Xiaomi 14 Ultra」です。ライカと共同開発したクアッドカメラが高性能で、約20万円という高価格ながら筆者の周りのスマホ好きも購入した人がたくさんいました。スマホ背面上部にあるどでかい円形のカメラや、別売の「フォトグラフィーキット」を装着できるなど、マニア心をくすぐる要素がちりばめられています。もはや「カメラにスマホ機能がついている」と言ってもいいくらい、カメラに注力した1台でした。

Xiaomi 14 Ultra まるでデジタルカメラのような外観が特徴的な、ライカコラボカメラ搭載の「Xiaomi 14 Ultra」

スマホの性能はもう十分? AIって本当に便利なの?

 一方で、最近はスマホ買い替えの需要喚起が難しくなっていると感じます。既に一般ユーザーが必要なレベルは満たしており、進化の余地が少なくなったように思います。性能が上がった最新機種を買っても、ほとんどの人は前作との差が分からないというレベルまで来たのではないしょうか。筆者は自身の運営サイトで一括2万円前後のエントリー機種もレビューしますが、最近はどの機種でもそこそこの写真が撮れます。CPU性能も、重い3Dゲームをしなければ多くの人はミドルレンジで十分でしょう。

 2024年に発売されたハイスペックスマホのアピールポイントはほぼAIでした。しかし、AIがどれだけアピールになっているか疑問です。少なくとも筆者には響きませんでした。AI、AIとアピールされる割に、スマホにAIが搭載されて便利になった実感はなく(消しゴムマジックくらい?)、将来的にどう便利になるかも見えていません。

 iPhone 16シリーズも「Apple Intelligence」を前面に打ち出していますが、それを見るたびに「Apple Intelligenceが使えるからiPhone 16を買おう」と思う人が世の中にどれくらいいるのだろうと疑問に思います。そもそも日本語はまだ対応していないのに、今からアピールしてどれだけ効果があるのでしょうか。むしろ「それしか目新しいアピールポイントがないのでは?」と邪推してしまいます。

Apple Intelligence iPhone 16シリーズのキャッチコピーは「Apple Intelligenceのために設計」となっているが、日本語にまだ対応しておらず、ちぐはぐな印象だった

 バッテリーの性能向上でスマホが長く使えるようになったうえ、最近発売されたスマホは長期のシステムアップデートが保証されていることも多いです。今後、スマホはブレークスルーが起きない限り、積極的に新しい端末を買う人が減っていくのではないかと危惧しています。

 以上、2024年の振り返りでした。筆者が本誌で執筆するようになってから間もなく2年です。2024年もたくさんの人に読んでいただき、本当にありがとうございました。Yahoo!ニュースのコメント欄も毎回楽しみにしています。2025年も引き続き、読んだ人が「自分に合うものを、より安く」選ぶのに役立つ情報を提供していくので、どうぞよろしくお願いします。

著者プロフィール

シムラボ

LINEMO

 「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。


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