英Nothing Technologyは、Xで新製品らしき画像をポストした。同ポストによれば、3月4日19時(日本時間)に新製品を発表するようだ。ただ、画像ではLEDが光っている程度しか確認できず、それがスマートフォンなのかは不明だ。
CEO兼創業者のカール・ペイ氏が2020年10月に設立したNothing。2021年7月には最初の製品として完全ワイヤレスイヤフォン「Nothing Ear (1)」を発表した。2022年には、スマートフォンの「Nothing Phone (1)」、2023年には後継機となる「Nothing Phone (2)」も発売。
スマートフォンの独自性としてNothingが打ち出したのは、LEDの「Glyphインタフェース」だ。スマートフォン背面に配置し、通知などを視覚的に分かるようにした。同年、背面のLEDライト「Glyph Interface」と連動する着信音を作れる「Glyph Composer」という新機能も発表した。
2024年には、この特徴を受け継ぎつつ、FeliCa(おサイフケータイ)への対応を果たし、価格をさらに抑えたミッドレンジモデルの「Nothing Phone (2a)」を市場に投入した。Nothingが日本で発売したモデルからは、日本市場向けのローカライズに注力したことがうかがえる。
左から「Nothing Phone (2)」、「Nothing Phone (2a)」。基本的なデザインコンセプトはどちらも変わらないが、Phone (2a)はNothing初のFeliCa(おサイフケータイ)対応モデルださらに、同年4月には完全ワイヤレスイヤフォンの「Nothing Ear」と「Nothing Ear (a) 」を発表。イヤフォンだけで米OpenAIの「ChatGPT」を起動して、スマートフォンを操作せずに対話内容を確認できるようにした。
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