AIカメラ付きドローン「HOVERAir X1 Smart」を試す 手のひらサイズの“パーソナルカメラマン”だ(2/2 ページ)

» 2025年01月31日 06時00分 公開
[石井徹ITmedia]
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充電ハブを使えば複数回の飛行も容易に

 バッテリーは690mAh(7.7V)で最大10分の連続飛行が可能だ。実際の使用では、1回の充電で約30分のフライトタイムが確保でき、基本的な撮影モードで1回30秒程度の撮影を行う場合、5〜10回程度の飛行が可能となる。

 これは例えば、登山中の記念撮影スポットで数回のチャレンジができる程度の余裕がある容量だ。

 オプションの充電ハブを使えば2スロットでバッテリーの同時充電が可能で、充電ハブ自体も5000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、Type-Cケーブルで充電できる。外出先でも機体バッテリーを約2.5回充電できるため、1日の撮影でも十分な飛行回数を確保できる。

飛ばす場所選びには注意が必要

 飛行場所には注意が必要だ。本機の重量は99gに抑えられており、航空法で定められた100g以上のドローンへの規制対象外となる。

 機体登録やリモートID機器の搭載が不要で、人口密集地域(DID地域)での飛行制限も適用されない。ただし、小型無人機等飛行禁止法は適用されるため、国の重要施設などの飛行禁止区域での使用は避ける必要がある。公園などで使用する場合は管理者の許可が必要となる。当然、周りの人への配慮も必要になる。

 多くの施設ではドローンの飛行に制限を設けているため、河川敷など周りに人がいない場所での撮影や、登山・トレッキング中の景色の撮影など、アウトドアでの使用が本機の真価を発揮できるシーンといえる。

自撮り体験を一新する手軽なドローン

 HOVERAir X1 Smartは、スマートフォンとの連携を中心に据えた新しいタイプのドローンだ。AIによる自動撮影と安定した飛行性能を両立で、これまでにない手軽さでドローンを活用できる。

 例えば、単調になりがちな山歩きやアウトドアでの撮影に新しい体験をもたらしてくれそうだ。小型で、かつ屋内で安定して飛行するため、パーティーシーンの盛り上げ役としても使えるだろう。

 空からの視点で自分を撮影する新鮮な体験は、きっと撮影の楽しさを再発見させてくれるはずだ。手軽に始められる空撮体験として、多くの人に試してもらいたい1台だ。

ドローン本体のスペック

  • 寸法……142×111×27mm
  • 重量……99g(バッテリー含む)
  • 内蔵ストレージ……32GB
  • 最高速度 水平7m/s、上昇1.5m/s、下降1.5m/s
  • 最大耐風性 7.9m/s(耐風レベル4)
  • 動作温度 0℃〜40℃
  • 最大飛行高度 15m
  • リアルタイムビュー伝送距離 30m
  • 最大離陸高度 2000m(限界高度5000m)
  • 静止画 4000×3000(12MP)、JPEG形式
  • 動画 2704×1520@30fps、1920×1080@60fps、1920×1080@30fps(HDR)、MP4形式
  • 撮影モード スタンダード、バースト
  • 手ブレ補正 メカニカル(チルト)+電子式手ブレ補正(EIS)+水平レベル補正(HLL)
  • ジンバル調整範囲 -90°〜15°
  • バッテリー容量 690mAh
  • Wi-Fi 2.4GHz
  • Bluetooth 対応
  • カラー ブラック、ホワイト

充電ハブ(コラボエディション)のスペック

  • 充電スロット……2(同時使用可能)
  • 入力 5V/9V/12V・3A
  • 出力 8.8V・1.38A×2
  • 内蔵バッテリー容量 5000mAh@3.85V

アプリ対応OS

  • iOS……12.1以上
  • Android……9.0以上

(製品協力:ZERO ZERO ROBOTICS

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