「ベゼルで遊ぶ、スマートに操る」をコンセプトとする「Xiaomi Watch S4」は、フラグシップスマートウォッチ。1.43型の有機ELディスプレイ(輝度1500ニト)と回転式クラウンを搭載している。
特徴的なのはワンタッチでベゼルを交換できる機能で、標準ベゼルに加えて5種類のベゼル・ストラップセットから選択可能。200種類以上のウォッチフェースにも対応する。「Xiaomiスマートハブ」に対応し、他のXiaomi製品をウォッチから操作できる。
ヘルスケア機能も充実しており、60秒のヘルスレポート作成機能や精度98%の心拍数モニタリングシステムを搭載。150種類以上のスポーツモードに対応し、最大15日間のバッテリー持続を実現している。
価格はブラック・シルバーモデルが1万9980円、レインボーモデルが2万1980円で、3月13日に発売する。
また、「Xiaomi スマートバンド 9 Pro」にはクラシックでエレガントなホワイトレザーのバンドが付属する限定カラーが追加された。価格は9980円となっている。
「音と静寂の頂点へ」をコンセプトとする「Xiaomi Buds 5 Pro」は、デュアルアンプシステムと同軸トリプルドライバーで高音質を実現。Harman AudioEFXの調整とQualcomm aptX Losslessに対応し、高音質・低遅延・低消費電力を両立させている。
ノイズキャンセリング性能は最大55dBに向上し、レベル調整も可能。イヤフォンケースのバックボタンを3回押すだけで録音が可能なスマート機能も搭載されている。
カラーはチタングレーとセラミックホワイトの2色。さらに「Wi-Fiエディション」も用意された。QualcommのXpanテクノロジーにより、Wi-Fi経由で4.2Mbpsの高速伝送による忠実なロスレスオーディオを実現する。ただし現時点ではXiaomi 15 Ultraとの組み合わせのみ対応する
価格はBluetooth版が2万4980円、Wi-Fi版が2万7980円で、3月13日に発売する。
Xiaomi Storeオープンを見据え、スマートホーム製品ラインアップも大幅に拡充された。全ての製品はXiaomi Homeアプリで連携可能で、新店舗では実際に触れて体験できる。
「Xiaomi G20」(2万5800円)は最大吸引力25000Paのサイクロン方式を採用し、長い髪の毛や隙間のホコリも効果的に除去する。振動ミニブラシが付属しており、ソファやベッドの清掃も簡単に行える。「Xiaomi G20 Lite」(1万2800円)は18000Paの吸引力と1.34kgの軽量さが特徴で、LEDライト付き回転ブラシを搭載している。
炊飯器に次ぐ調理家電として、エアフライヤーも投入する。
「Xiaomi スマートエアフライヤー 4.5L」(8980円)はアプリと連携して100種類以上のレシピにアクセスでき、予約調理も可能な調理器だ。
「Xiaomi エッセンシャル 6L」(6980円)は、アプリ連携機能を省いた大容量モデル。二重スパイラルファンと立体サイクロンバスケットにより、360度の均一調理を実現している。
メッシュWi-Fiルーターも日本で初めて投入されることになった。「Xiaomi メッシュシステム AX 3000 NE」はWi-Fi 6に対応し、最大3000Mbpsの通信速度を提供する。NFCタッチによる簡単な接続方法を採用している。1ユニット6280円で、2ユニット1万1800円だ。
上位版の「Xiaomi メッシュシステム BE 3600 P」はWi-Fi 7に対応しており、最大3570Mbpsの高速通信が可能だ。1ユニット1万800円、2ユニット1万9800円だ。
「Xiaomi スマートカメラ C500 Dual」(8680円)は2つのカメラで異なる視野角を同時にカバーし、400万画素・20fpsでペットの動きも滑らかに記録できる。
「Xiaomi スマート体重計 S 200」(1980円、早割1680円)はアプリと連携してデータ管理ができる。
43型のチューナーレステレビ「Xiaomi TV A 43」も発表された。Amazon.co.jpにて3万2800円(早割3万800円)で販売される。
イオンモールとの協業による日本初の常設店「Xiaomi Store」が、3月22日に「イオンモール浦和美園店」、4月5日に「イオンモール川口店」にオープンする。
各店舗ではシャオミの全製品を展示・体験・購入できる新しいコミュニティスペースとなる。イオンモールの坪谷雅之取締役常務執行役員は「Xiaomiのスマート家電が忙しい家族の時間を効率化し、より便利に家族の時間が生まれるのではないか」と期待を述べた。
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