LINEのトークや個人情報を流出させないためのワザ5選(1/2 ページ)

» 2025年06月09日 10時00分 公開
[金子麟太郎,ITmedia]

 芸能人のLINEが特定のメディアに流出したり、トーク画面がXで出回ったりしている。最近、そんな光景を目にする機会が増えた。このようなことが起こる度に、なぜ、LINEでやりとりをした内容が外部に流出するのか? と疑問を抱く人も多いはずだ。そこで、LINEでのやりとりを他人に見られないようにする方法をまとめる。

LINE 流出 コミュニケーションアプリ「LINE」

その1:スマホまたはLINEアプリにパスワード(PINコードやパターンを含む)を設定する

 まず最も手っ取り早いのが、スマートフォン本体にロックをかけておくこと。例えば、iPhoneなら設定→「Face IDとパスワード」を、Google Pixelなら設定→「セキュリティとプライバシー」→「デバイスのロック解除」の順に進み、それぞれで設定を行える。

 毎回スマートフォンを起動する度にパスワードを入力したり、生体認証(顔認証や指紋認証)を行ったりするのが面倒な場合は、LINEアプリにパスコードロックを設定しておくといい。

 手順はこうだ。LINEアプリの「歯車」マークをタップして、「設定」→「プライバシー管理」の順に進む。次に「パスコードロック」をオンにし、4桁のパスコードを作成する。

LINE 流出 「歯車」マークをタップして、「設定」→「プライバシー管理」の順に進む
LINE 流出 「パスコードロック」をオンにし、4桁のパスコードを作成する。設定完了後は起動毎にパスコード入力が必要になる(生体認証で省略も可能)

 この設定を終えると、LINEアプリを起動する度に4桁のパスコード入力を求められるため、そのパスコードを他人に知られなければ、他人が自分のLINEアプリを起動してトーク内容を見られてしまうリスクは減らせる。

 ちなみに、LINEのパスコードは覚えておきやすいように、スマートフォンのロックを解除する際に使う4桁のパスコードと同一にできるが、もし流出した場合に保護効果が弱くなってしまうため、できればそれぞれで別の数字の組み合わせを設定するのがいい。

その2:LINEアプリを隠しておくことも可能

 スマートフォンのOSのバージョンによっては、アプリを隠しておくこともできる。iOSならiOS 18以降、AndroidならAndroid 15以降のバージョンで対応している。この機能を利用することで、スマートフォン内にある「LINEアプリの存在」に気付かれないようにすることが可能だ。

 iOSでは、アプリを非表示にすると、他人がそのアプリを見たり開いたりできなくなる(そのiPhoneでFace ID、Touch ID、またはパスコードを使って認証できるユーザーは除く)。LINEアプリを長押しして、「Face IDを必要にする」を選択すると、「非表示にしてFace IDを必要にする」を選択できる。これをタップすると、ホーム画面上やアプリライブラリで通常配置されるカテゴリーで、LINEアプリのアイコン自体が表示されなくなる。

 ただし、この手順でアプリを非表示にしても、そのアプリの名前は(「設定」の)「スクリーンタイム」「アプリ毎のバッテリー使用状況」、App Storeの購入履歴など、一部の場所に引き続き表示される。

LINE 流出 非表示にしたいLINEアプリを長押しして「Face IDを必要にする」を選択すると……
LINE 流出 「非表示にしてFace IDを必要にする」を選択可能になる。この項目を選択して、「アプリを非表示」をタップする
LINE 流出 非表示にしたアプリは「アプリライブラリ」に隠れる。空白部分をタップすると、スマートフォンのパスワード入力(生体認証)が求められ、それを入力すればアプリアイコンが表示されるようになる

 Androidの場合は、設定→「セキュリティとプライバシー」→「プライベート スペース」の順に進み、画面右下の「設定」をタップして画面の手順に従って初期設定へと進む。Google アカウントを用いたログインなどを終えると、特定のアプリをプライベート スペースに配置してロックを掛けておくことが可能だ。

 ただし、プライベート スペースではない通常のアプリ一覧やホーム画面に配置したLINEアプリをプライベート スペースへ移動することはできず、プライベート スペースに置くためのLINEをインストールし直す形となる。LINEのアイコンを隠したい場合は、プライベート スペース用にLINEアプリをインストールしよう。

LINE 流出 Androidの場合は、設定→「セキュリティとプライバシー」→「プライベート スペース」の順に進む
LINE 流出 画面の指示に従ってプライベート スペースの初期設定を進める
LINE 流出 設定を終えると、プライベート スペースが作成され、その中にアプリアイコンを収納できるようになるようなイメージだ。鍵のようなマークをタップして、Google PlayからLINEアプリをインストールしよう
LINE 流出 インストールが終了すると、プライベート スペースにLINEアプリのアイコンが表示される。プライベート スペースで管理するアプリには、アイコンの右下に鍵のようなマークが付加される

その3:他のスマホやPCからLINEにログインできないようにする

 LINEは、Android端末を「サブ端末」にすることが可能だ。これは、複数台のスマートフォンを所有している人に役立つ機能で、1つのアカウントを複数台で共有できるため、端末ごとにアカウントを作成する手間が省ける。利用にはLINEをアプリバージョン15.3.0以降にアップデートする必要がある。

 ただし、2台で同じアカウントを使用してログインし、片方にはロックをしてもう片方にはロックをしていない場合、トーク画面などの個人情報が流出する恐れがあるので注意したい。

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