もう1件、OCN モバイル ONEからahamoにも乗り換えました。OCN モバイル ONEは月500MBのプランが月額550円と安いため、2023年6月の新規受付終了後も回線を維持していました。しかし、結局ほとんど使う機会がなく、意を決して解約することにしました。
こちらはMNPワンストップで問題なく手続きが完了し、数日後にahamoのSIMと端末が届きました。しかし、直近で使う予定がなかったためそのまま放置していました。通常、MNPはSIM到着後に電話やWebで開通手続き(回線切り替え)をする必要があります。しかし、他のキャリアでは開通手続きをしなくてもMNP予約番号の有効期限最終日などに自動で開通してくれるため、ahamoもそうだろうと思い込んでいました。
放置したまま1週間以上経過し、ようやく回線を使おうとSIMを差し替えたところ、データ通信ができません。端末を再起動してもダメです。いろいろ調べてみると、ドコモ(ahamoを含む)ではSIM到着後の回線の自動切り替えはなく、手動での切り替えが必須のようです。
さらに、ドコモ公式サイトには「機種などの商品をご購入され、商品を受け取り後、1か月経過後も開通の手続きをされていない場合は、ご契約のお申込みを取消しさせていただきます。なお、その場合は商品代金のみご請求させていただきます」との記述があります。つまり、このままだと乗り換えは成立せず、利用した乗り換えキャンペーンも適用されないため、購入した端末代金を定価で毎月払い続けることになるようです。
慌ててahamoのアプリから開通手続きをするものの、既に予約番号の有効期限が切れているためか、エラーが表示されます。チャットで問い合わせたところ、OCN モバイル ONEでMNP予約番号を再発行した上で、インフォメーションセンターに電話をするよう案内されました。電話でオペレーターに事情を説明し、再発行したMNP予約番号を伝えると、先方で強制的に開通手続きをしてもらい、何とか難を逃れました。
他社では開通手続きをしないことによるMNP予約番号の有効期限切れを防ぐため、強制的に開通する仕組みがあります。例えばauは公式サポートに問い合わせると、予約番号の期限最終日に自動で切り替えられるとのことでした。他社も多くは有効期限の前までに自動で切り替えられます。筆者が調べたところ、この仕組みがないのはドコモ(ahamo含む)、povo2.0と、MNPワンストップを利用した場合の日本通信のみのようです。筆者はどのキャリアにも同様の仕組みがあるとの思い込みで、危うく乗り換えが失敗するところでした。読者の皆さんも自動切り替えを過信せず、SIM到着後は面倒でも必ず開通手続きをするようにしましょう。
以上、筆者がMNP乗り換えでつまずいた失敗談でした。今回はいずれも筆者の思い込みが原因です。詳しくない人はもちろん、慣れた人でもしっかり公式サイトの案内を読み、説明に従って手続きをしてください。
シムラボ
「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。
筆者が「楽天モバイル+日本通信+povo2.0」を併用しているワケ あえて複数回線を契約してお得に運用
スマホ料金プラン、1GB〜5GBのオススメ5選 筆者は楽天モバイル+日本通信で実質300円ほどに節約
“激安”の「日本通信SIM」はどれだけお得? メリットや注意点、通信速度を検証
楽天モバイルのルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」レビュー:通信速度はどう? 他社のeSIMで使う方法も解説
「MNPワンストップ方式」がモバイル業界に与える影響 流動性はどこまで高まるのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.