上で紹介した3パターンの分類を提案しつつ、やはりその他にもチェックしておかなければならない項目がいくつかあることも、最後に申し添えておきたい。
例えば、(1)契約しているプロバイダーや設置したWi-Fiルーターが「IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)」の接続方式に対応しているかどうか、(2)2〜3階建ての自宅でWi-Fiが届きづらいことがあるかどうか、(3)室内で有線接続を使用する場合、LANケーブルの規格は十分かどうか──などだ。
それぞれの詳細な解説については、本記事では割愛させてもらうが、(1)は快適な通信を望むならばクリアしておきたい。(2)は該当するならメッシュWi-Fi対応のルーターや中継機の導入を検討するとよい。(3)についてはLANケーブルの規格を調べてみよう──という方向性は、筆者としては提示しておきたい。
また、ここ数年のWi-Fiルーターのトレンドに関して付け加えるならば、「スマホのアプリで初期設定ができるかどうか」というのも面白い視点かもしれない。特に、一人暮らしで、PCをあまり使わない方にとっては、重要になるはずだ。
おそらく、「Wi-Fiの世代が6Eや7に対応しているかどうか」や、「対応する最高速度の理論値がいくつか」から家庭用Wi-Fiルーターのチェックに入る方は多いと思う。しかし、この辺りのスペックというのは、本記事で触れてきたような全体像を眺めたうえで、最後に少し確認すれば済むことだ。
筆者は、こうした規格や数値だけに固執すべきではないと考える。また、「Wi-Fiルーターはとにかく◯◯を重視すればよいと思う」「とにかく高いモデルを買っておけば間違いない」といった視点の偏った結論に左右されすぎるのもスマートではないと思う。
どうしてもリサーチのコストはかかってしまうが、本記事で触れたような“なんとなくの全体像”をイメージし、自宅環境について軽く下調べをしてから詳しい人にアドバイスを求めることをおすすめしたい。教えてもらう側も教える側もスムーズに事を進めることができるだろう。
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