マザーボードは手前側のツメ2カ所だけで固定されており、電源や液晶ディスプレイなどの接続ケーブルを外すだけで取り出せる。このときに無線LANのアンテナ2本が底面にある無線LANモジュールとつながっているので、強引に引っ張らないよう気を付けたい。
以上で、ほぼ分解作業は終了だ。ボディの質感も悪くなく、5万円を切る価格を考えると健闘していると言える。何より、Windows XPを搭載したミニノートPCがイマドキの携帯電話よりも安価(機種により異なるが)に買えるのが痛快である。SSDが4GバイトしかないのでWindows XP環境下では空き容量が1.4Gバイト程度になること(海外版にWindows XP Home Editionを導入した場合)、画面解像度が800×480ドットと特に縦方向が狭いことなど価格なりの制約があるものの、それらが納得できるならば、これほど手ごろなミニノートPCはほかに見あたらない。
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