MID展示は当たり前。IDF上海で「Moorestown」ボードが登場Intel Developer Forum 上海 2008

» 2008年04月03日 02時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]

肝心のMIDはほとんどが「CES」の再利用

 別記事で紹介したIDF上海初日のキーノートスピーチでは、NettopとNetbook、そして、2008年の6月に登場すると予告されたMontevinaを紹介したデビット・パルムッター氏(米Intel 上級副社長 兼 モビリティグループ ジェネラルマネージャー)に続いて、アナンド・チャンドラシーカ氏(米Intel 上級副社長 兼 ウルトラモビリティグループ ジェネラルマネージャー)がMIDをメインとしたCentrino Atomの講演を行った。

 その内容は別記事で紹介するが、ここではそのあとに行われたMIDプレスカンファレンス会場の展示と、キーノートでチャンドラシーカ氏が取り上げた「Moorestown」を画像で紹介しよう。

キーノートの最後で取り上げられた「Moorestown」。コイン大のSOC「Lincroft」(開発コード名)とI/O ハブの「Langwell」(開発コード名)を載せた基板のフットプリントはクレジットカードより小さくなる。その概要はIDF 2007ですでに紹介されているが、チャンドラシーカ氏はMooretownの基板サンプルを手にかざして聴衆に披露してくれた

期待されていたMIDだが、展示されているほとんどの製品は2008 International CESとほぼ同じだった。そのなかで、数少ない新顔が、先日開発表明されたパナソニックのTOUGHBOOK UMPCだ。会場にはフルキーモデルが展示されていたが、両手で持って親指タイピングをするには幅がちょっとばかり広すぎる

TOUGHBOOK UMPCの側面を見る。開発途中とあって、むき出しのデバイスもいくつかあるようだ。インタフェースカバーは従来のTOUGHBOOKと同じくラバー製カバーでしっかりとガードされる

BenQが展示していたMIDは、2008年の第3四半期にリリースされる予定。GPSレシーバを本体に内蔵する

ASUSのUMPC。外観を見る限り、2008 International CESで展示されていたものから、特に大きく変化したところはないようだ
LenovoのMIDもCESの展示モデルから大きく変わっていないが、そのユニークなユーザーインタフェースを見ようと多くの来場者が集まっていた

USIのMIDは、そのシンプルなスタイルがチャンドラシーカ氏の好みに合ったようで、壇上で紹介されたときも、やたら褒められていたのが印象的だった。筐体にExpressCard/34対応のスロットを内蔵するのがユニークだ

中国のメーカーであるaigoのMIDもCESからとくに変わっていない。同じ筐体を使ったGIGABYTEブランドモデルもIDF上海で展示されていたが、ほどよい小ささ、スライド式キーボードのピッチと打ちやすさ、Linuxベースゆえの動作の軽さ、整ったユーザーインタフェースなど、展示されているMIDの中では完成度が高いように思われた

日本のAtom発表会でも展示されていた富士通のAtom搭載のUMPC。プレスカンファレンスでビデオレターを寄せた富士通の五十嵐 一浩氏(経営執行役、パーソナルビジネス本部本部長)は、「2台目需要に応えるPCだ」とコメントしていた
2008 International CESでは抜群の存在感を示していた東芝のMIDだが、IDF上海のキーノートではわずかに1台が展示されていただけで、その後のプレスカンファレンスでは展示品を見ることはなかった

Atomと“システムコントローラハブ”のパッケージとダイ、Atomのダイ画像をあしらったPOPと、Atomの300ミリウエハ。ウエハの格子を見ていると、Atomが「ざっくざっく」と収穫できそうな気がしてくる

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