4月15日に閉店するUSER'S SIDE秋葉原本店だが、前ページのロジクール「diNovo Mini」を入荷するなど、現在も新製品の投入を続けている。「閉店特価の製品ばかりが目立ちますが、最後まで通常営業を続けます」(同ショップ)という。
とはいえ、在庫一掃の特価セールを4月初旬から続けているため、店内はやや寒々しい印象になっている。レジ前のショーケースにも空きが目立ち、いくつかの棚は撤去されて床にジャンク品を詰めた段ボールを並べられるなど、最後の時が迫っていることを物語る光景が広がっていた。
それでも、客足は衰えておらず、水冷パーツや特殊な入力デバイスを探すユーザーを多数見かけた。なかでも人口密度が高かったのは、入り口すぐのデモ機コーナーだ。店員さんは「最終日の15日に、当店の展示マシン10台をオークション形式で販売します。すでに入札を受け付けていますから、真剣に品定めしている人が多いのでしょう」と語った。


SLIを構築したゲーミングマシンが一番人気となっていた。金曜日の時点で7万5000円だった(写真=左)。ほかのデモマシンも念入りにチェックするユーザーが多かった(写真=中央)。最後の大イベントを知らせる立て看板(写真=右)
「“狭く深く”じゃ生き残れない」――USER'S SIDE閉店で
USER'S SIDEが閉店へ――在庫を40〜60%引きで販売中
Vista時代の到来を予感させた3月のアキバ
供給不足の新型Core 2 Quad――バルク品投入も焼け石に水
アキバで「GF9800GX2」が敬遠されがちないくつかの理由
“8000円割れ”の500GバイトHDDに「下げすぎじゃない?」の声
「自作は安いんだ!」――780Gマザーのヒットで“AMDのターン”
「自作PCに未来はない」
「突然死」か「緩やかな死」か――アキバから姿を消していくPCショップ
「げ! マジで!?」――高速電脳の閉店に周辺ショップも絶句
アキバの老舗パーツショップ「高速電脳」が“事実上の倒産”
高速電脳、店舗閉鎖
“激安”「PC-SUCCESS」が破産申し立てへ
「自作PCの未来は、明るい」
「いまがフツーなんだと思う」――閉店したPCショップ元店長が語るアキバの未来
移転・閉店・再編――激動の“アキバ2007”を振り返る
ターニングポイントに立った電気街 Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.