高速電脳、店舗閉鎖負債は約2億円

» 2008年01月31日 14時13分 公開
[ITmedia]

 高速電脳が1月31日に秋葉原にある店舗を閉鎖した。1月31日13時30分現在、店舗や事業所の電話は誰も出ない状況。同社Webページのトップには「■店舗・通販休業のお知らせ■ ・・・1月31日木曜日は棚卸しのため、店舗および通販を休業とさせていただきます。 ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。」と記載があるほかに、特に変わりないが、パーツを選んでカートに入れると、「ただいまメンテナンスのためショッピングカートを一時的に停止しております」のメッセージが表示され注文を受け付けないようになっている。

 高速電脳の代理人弁護士である佐藤昭氏によると、資料がまだ完全にそろっていないため正確なところはまだ分からないとしながらも、「高速電脳の負債は、2億円程度になるのではないか」という見通しを明らかにした。

 なお、通販で受けたオーダーについては、「きのう(1月30日)、発送作業を行っているのは目撃しているが、すべてのオーダーに対応できるのかの確認はしていない。ただ、社長(代表取締役の箱守正行氏)は、“お客さまに迷惑はかけられない”と語っていた」と佐藤氏は述べている。

 現在、PC USERは、現地で取材を行っており、追って詳報を掲載する予定だ。

高速電脳のWebページで「カート」ボタンをクリックすると表示されるメッセージ

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