期待の新星「HP 2133 Mini-Note PC」の実力を試す――Windows Vista編まずはプリインストールOSで(2/2 ページ)

» 2008年05月23日 17時00分 公開
[田中宏昌,ITmedia]
前のページへ 1|2       

やはり低価格ミニノートPCにVistaは荷が重い!?

Windows Vistaの起動時間(単位:秒)

 まずWindows Vistaの起動時間をチェックしてみよう。

 電源オンからウェルカムセンターが表示されるまでを計測したところ、2Gバイトにメモリを増設したスタンダードモデルは約165秒、ハイパフォーマンスモデルでは約145秒とかなりの時間を要する。ハイパフォーマンスモデルで休止状態から電源オフが約35秒、復帰が約60秒とこちらも長めだ。逆にスリープは瞬時で切り替えられたので、普段はスリープモードを多用したいところではある。しかし、そうなると公称値で約2.3時間というバッテリー駆動時間(3セルの場合)がネックになりそうだ。

 PCMark05や3DMark05といったテストでは、5400rpmの2.5インチSerial ATAドライブが功を奏したHDDとMemoryを除き、いずれも3ケタにとどまった。スコア自体は物足りないが、Webブラウズやメールのやりとり、文書作成では十分なパフォーマンスを発揮しており、安価なミニノートPCに過度な期待は酷だろう。ただ、上位モデルはクロックが高いだけあって発熱が激しく、ベンチマークテスト中は左パームレストの一部で45度、底面も40度を超えてしまい半ズボンや短パン状態でヒザの上で使うのには難があった。また、下位モデルに比べファンの風切り音が激しく、高負荷時は耳障りだった(下位モデルはそれほど気にならない)。

 もっとも、前回の記事で触れたとおり、Windows Vista Business(SP1は非適用)を採用したハイパフォーマンスモデルにはWindows XP Professionalへのダウングレード権があるほか、Windows XP用のドライバが同社のWebページで公開されている。用意されたドライバはWindows Vista Business/Vista Home Basic、Windows XP Professional/XP Home Editionの4つ(いずれも32ビット版)で、ドライバの言語で「Japanese」が選べる。次回はWindows XP環境でのテスト結果をお届けする予定だ。

左からハイパフォーマンスモデルでのPCMark05、3DMark05(1280×768ドット)、FFベンチのテスト結果

左からスタンダードモデルでのPCMark05、3DMark05(1280×768ドット)、FFベンチのテスト結果

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月25日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  3. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  4. 「IBMはテクノロジーカンパニーだ」 日本IBMが5つの「価値共創領域」にこだわるワケ (2024年04月23日)
  5. わずか237gとスマホ並みに軽いモバイルディスプレイ! ユニークの10.5型「UQ-PM10FHDNT-GL」を試す (2024年04月25日)
  6. Googleが「Google for Education GIGA スクールパッケージ」を発表 GIGAスクール用Chromebookの「新規採用」と「継続」を両にらみ (2024年04月23日)
  7. バッファロー開発陣に聞く「Wi-Fi 7」にいち早く対応したメリット 決め手は異なる周波数を束ねる「MLO」【前編】 (2024年04月22日)
  8. 「Surface Go」が“タフブック”みたいになる耐衝撃ケース サンワサプライから登場 (2024年04月24日)
  9. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
  10. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー