レビュー
» 2008年10月31日 17時30分 公開

注目機能を搭載したパフォーマンスモバイル──レノボ「ThinkPad T500」(3/3 ページ)

[石川ひさよし,ITmedia]
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Montevina+Mobility Radeon HD 3650のパフォーマンス

 ThinkPad T500のグラフィックス性能とシステム性能をベンチマークテストで測定してみる。まずWindows エクスペリエンス インデックスを確認すると、Intel GMA 4500 MHD使用時にはグラフィック性能が「3.7」、一方で、Mobility Radeon HD 3650に切り替えると「5.3」にアップする。ただ、ベーススペックとして見ると、最新プラットフォームを採用しているだけあって5.0以上のスコアを示している。また、3DMark06およびFINAL FANTASY XI Official BenchMark 3、そしてPCMark05のベンチマークテストの結果を見てみると、ThinkPad T500がMobility Radeon HD 3650を搭載することで、3Dゲームも十分楽しめるパフォーマンスを備えていることが分かる。

Windows エクスペリエンス インデックスの比較。Intel GMA X4500 HD(写真=左)と、Mobility Radeon HD 3650(写真=右)

評価機材のThinkPad T500でグラフィックスを切り替えて測定したベンチマークテストの結果。3DMark06 3DMarks(写真=左)、PCMark05 PCMarks(写真=中)、Final Fantasy XI Official Benchmark 3(写真=右)

 これまでのThinkPad T61シリーズでは、T61の上位とT61pとの間に大きな性能差、価格差があったのだが、ThinkPad T500では(TXXpを分離したことによって)シリーズ内部の性能差や価格差を解消してる。ThinkPadシリーズは他のノートPCに比べ価格的に高い印象もあるものの、ThinkVantageによるセキュリティ機能やバックアップといった管理運用面で機能が充実していることもあり、ビジネスユースとしては高く評価できる製品だ。また、Mobility Radeon HD 3650を搭載したことで、これまで弱点とされていた3D性能でもビジネス利用で問題ない実力を発揮する。死角のないオールマイティなノートPCとして、ThinkPad T500シリーズは幅広いユーザーから支持されるのではないだろうか。

ThinkPad T500 評価機(2081A23)スペック
CPU Core 2 Duo T9400(動作クロック2.53GHz)
メモリ DDR3 SO-DIMM×2スロット(2GB×1)
チップセット Intel GM45 Express
グラフィック Intel GMA 4500MHD、Mobility Radeon HD 3650(スイッチャブル)
ディスプレイ 15.4型ワイド(1680×1050ドット)
HDD 320Gバイト(2.5型SATA/5400rpm)
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n(Intel WiFi Link 5300AGN)
Bluetooth 搭載
セキュリティ TPMチップ、指紋認証センサー
カードスロット ExpressCard 34/54×1、PCカードスロット(Type II)×1、マルチカードリーダ
インタフェース IEEE1394、オーディオ入出力、ドッキングコネクタ、アナログRBG、DisplayPort
サイズ 358(幅)×255(奥行き)×29.8〜34.5(厚さ)ミリ
重さ 2.67kg(バッテリー・ベイデバイス含む)

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