写真で予習するX58マザー(その4)──ゲーマーもクロッカーも満足のASUS「Rampage II Extreme」:イマドキのイタモノ(2/2 ページ)

» 2008年11月17日 18時00分 公開
[寺崎基生,ITmedia]
前のページへ 1|2       

DDR3-1800まで対応可能。3-wayは16+8+8

 Rampage II Extremeのメモリスロットは、これまで紹介してきたIntel X58 Extreme搭載マザーボードと同様に6本が用意されている。 トリプルチャネルメモリアクセスに対応しており、3本ずつ1本おきのスロットに差すことによって、高速メモリアクセスができる。DDR3の1066、1333、1600、1800MHzに対応と、かなりの高クロックでも動作してくれる。最大搭載容量は12Gバイトとなっており、すでに紹介したASUSの「P6T Deluxe」と同じように少なめだ。

 サウスブリッジは、ICH10RでRAID機能をサポートする。ICH10/10Rは、Intel 4シリーズのチップセットでも使われていたもので、6ポートのSerial ATAが利用できる。Rampage II Extremeでは、Pallarel ATA/Serial ATAコントローラとしてJMicronの「JMB363」を搭載しており、内蔵用Serial ATAを1つと、eSATAポートの1つを制御している。

 Rampage II Extremeの拡張スロットは、PCI Express x16が3本、PCI Express x1が2本、PCIが1本となっている。PCI Express x1の黒いスロットは、付属のサウンドカードSupreme FXによって使用される。

 3本あるPCI Express x16スロットは、CrossFireに対応するほか、NVIDIA SLIにも対応しており、16レーン+16レーン、または、16レーン+8レーン+8レーンというモードで動作可能だ。マルチGPU環境で使うブリッジコネクタも2種類が付属しているが、その1つは3枚のグラフィックスカードを使った3-way SLIに対応している。

チップセットとVRMのヒートシンクは、ヒートパイプで接続されている。純正は水冷に対応していないがサードパーティの水冷ジャケットが利用できる。R.O.G.ロゴの下にも基板があり、チップセット用の電源回路が搭載されている(写真=左)。サウスブリッジにも大型のヒートシンクが装着されている。ヒートシンク上部に、メモリ用電源回路と、富士通製のマルチレイヤータイプポリマーコンデンサが見える(写真=右)

トリプルチャネルのメモリアクセスに対応した6本のメモリスロット。最大12Gバイトのメモリが搭載可能だ。ASUSはオーバークロック設定でDDR3-1800まで独自に対応している(写真=左)。PCI Express x16を3本備える拡張スロット。Cross FireおよびNVIDIA SLIに対応しており、16レーン+16レーン、または、16レーン+8レーン+8レーンとして利用できる(写真=右)

Serial ATAはICH10Rが制御する6ポートとJMB363が制御する1ポートの、合計7ポートが用意されている。ICH10Rが制御している青いポートはRAID 0、1、5、10に対応する(写真=左)。基板にある黒いSerial ATAとバックパネルにあるeSATA、そしてParallel ATAを制御するJMicronの 「JMB363」(写真=右)

ノイズに強い「SupremeFX X-Fi」も当然付属

 ネットワークコントローラは、Marvellの「8838056」を2個搭載しており、2系統のギガビットLANが使用できる。また、2つのネットワークをひとつの機器と接続し、取り高い転送速度を実現する「Teaming機能」にも対応する。

 付属のサウンドカードは、R.O.G.シリーズではおなじみとなった、クリエイティブメディアの「SupremeFX X-Fi」だ。PCI Express x1接続で、基板がシールドされたノイズに強い構造となっている。

ギガビットLANのコントローラとして、Marvellの88E8056を2つ搭載している。2系統のギガビットLANを利用できるだけでなく、2つを一緒に使って高速転送が可能になる「Teaming」機能に対応している(写真=左)。IEEE1394コントローラは定番といえるVIAのVT6308を搭載する(写真=右)

Rampage II Extremeのサウンド機能はPCI Expressに接続するSupremeFX X-Fiを利用する。シールド機構で外界からのノイズを遮断する(写真=左)。マザーボード本体ではサウンド機能を実現していない(外付けのサウンドカードを使用する)ため、パックパネルのレイアウトはすっきりしている。中央に配置されているのはCMOSクリアスイッチだ(写真=右)

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月07日 更新
  1. メーカー自身がバックドアを仕込み、犯罪集団に“販売” 乗っ取られたTV用端末130万台超、Googleが遮断 日本の警察庁も参加 (2026年11月05日)
  2. Windows PC向けゲームの「ロード待ち」はなぜ起こる? 背景に過去との「互換性」 (2026年11月05日)
  3. 画面は見やすく広告なし! 睡眠モニター機能はどう? Amazonの新型スマートクロック「Echo Time」の使い勝手と気になる点 (2026年11月06日)
  4. 耳をふさがないEDIFIER「Comfo Bass Pro」は朝から夜まで充電不要 1万円強でLDACとDolby Audio対応、在宅勤務の“つけっぱなし”にピッタリ (2026年11月06日)
  5. 手書き文書の文字起こし+会話録音も可能なスマートノート Makuakeで先行販売を開始 (2026年11月05日)
  6. ミュンヘン市はなぜ再びオープンソースソフトウェアへ回帰するのか? 脱Microsoftを巡る欧州の最新事情 (2026年11月04日)
  7. 月1200ドルのAIコストが電気代20ドルで済む? NVIDIA「RTX Spark」搭載PCのデモで見えた“ローカルAI”の実力 (2026年11月04日)
  8. 価格は約9万円に上昇、それでも“買い”か? DJIの360度カメラ「Osmo 360 II」を初代と比べて分かったこと (2026年11月05日)
  9. エイサー、フルHD×2面表示が可能な折りたたみ式15.6型/23.8型デュアルモバイルディスプレイ (2026年11月05日)
  10. アイネックス、デスクトップPCの電源操作を手元で行える有線リモコン (2026年11月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー