自作で“2台目”の使い道は? アキバのPCショップ店員に聞いてみた古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2009年08月03日 12時01分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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BDドライブの今――「1万円で再生、2万円で書き込み、3万円で高級品という感じです」

パイオニア「DVR-TS08/MP」

 先週、パイオニアのスリムDVDドライブ「DVR-TS08」がクレバリー1号店とT-ZONE.PC DIY SHOPに入荷した。付属ソフトウェアなしのクレバリー1号店の価格は7675円で、T-ZONE.PC DIY SHOPで売られる「Power2Go」と「InstantBurn」を付属する「DVR-TS08/MP」は8280円だ。「スロットインタイプのDVDスーパーマルチドライブで、AtomやIONで小型マシンを組むという人に人気が出そうです。光学ドライブで高級品といえば今はパイオニアですから、多少高価でも需要はあると思います」(クレバリー1号店)。

 また、低価格な書き込み対応のBDドライブも登場している。アイ・オー・データ機器の「BRD-SH08LEB」で、価格は1万7000円前後。1層と2層式のBD-Rに最大8倍速で書き込めるほか、DVD+−Rの16倍速書き込みにも対応する。2倍速対応のBD-Rメディアにも8倍速で書き込めるのが特徴だ。

 入荷したTSUKUMO eX.は「この価格帯で8倍速書き込みに対応する国産メーカーということで、長い目でみたらヒットする可能性を秘めています。ただ、近々のBDドライブ事情でいえば読み込みだけのBD-ROMドライブが1万円前後で買えるので、そちらに人気が集中していますね。逆に書き込み対応モデルは、パイオニアの『BDR-S03J』(3万1000円前後)などの高級機が売れています。つまり2極化が進んでいるわけです。BDドライブの需要がさらに高まれば中間の価格帯も好調に売れると思うので、ゆっくり見守りたいと思います」と語った。

アイ・オー・データ機器「BRD-SH08LEB」(写真=左)。TSUKUMO eX.に並ぶ書き込み対応BDドライブ。奥にあるパイオニア「BDR-S03J」が一番人気とのこと(写真=右)

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