Snow Leopardを通して考える「これからのOS」(後編):注目の機能を動画でチェック(1/3 ページ)

» 2009年08月27日 12時30分 公開
[林信行,ITmedia]

 Snow Leopardでは1000のプロジェクトの90%、単純計算でも900近い改善が行われているため、それらをここで1つ1つ列挙していくのは到底不可能だ。そこで後編では、Leopardユーザーならすぐに分かる、そしてMacが初めての人でも楽しめるSnow Leopardの特徴を3つに絞って取り上げてみた(→前編)。

最大512×512ドットの高精細アイコン

巨大なアイコン

 Mac OS Xでは、以前からアイコンサイズを自由自在に変えることができたが、これまでのアイコンサイズは128×128ドットまでが限界だった。これは大きさにして500円硬貨ほどの大きさ。手のひらに握れるような存在感のアイコンだった。

 これがSnow Leopardではその16倍、最大512×512ドットまで拡大されている。ほぼCDほどのサイズで、15.4型ワイド液晶内蔵のMacBook Proでも、最大サイズだと2つのアイコンを表示するのがやっとだ。こんな巨大アイコンに何の意味があるのか。その本当の理由はアップルに聞かないと分からないが、この巨大アイコンには、実はちょっとやそっとのことでは作れないアプリケーションソフトに圧倒的存在感を与え、畏怖の念すら抱かせる。それに美しく描かれたアイコンであれば、眺めているだけでなんだか楽しくて心地よい。

 巨大アイコンが役立つ場面もある。それは書類アイコンの表示だ。前OSのLeopardから、ほとんどの書類は、汎用のアイコンではなく、自動生成されるサムネイルアイコンで表示されるようになった。例えば、雑誌レイアウトの書類アイコンにしてもCDサイズの大きさで表示されれば、はっきりと中身が分かる。おまけにアイコン表示のくせに、なぜかページ送りだってできてしまう。

 動画ファイルも、一辺512ドットでの再生ならiPhone/iPod touchで見るよりもサイズが大きく、はっきりと中身を確認できる(もちろん、こちらもFinderのアイコン表示状態で、そのまま再生して中身を見ることができる)。

 パソコンではやり直しが簡単なので、同じ書類のバージョン違いをたくさん作ってしまうことがあるが、Snow Leopardであれば、アプリケーションを一切起動することなく、Finderから直接、書類の小さな違いを区別することだってできる。また、前OS同様、カバーフロー表示も搭載しているため、例えば写真がたくさん入っているフォルダの中を、まるで雑誌のページでもめくるような快適さでブラウズし、目的の写真を見つけ出せるのだ。

Snow Leopardのここに注目――巨大アイコン
(表示されない場合はこちらから)

 なお、上に動画を掲載しているが、高画質版でもっと細かい部分まで見たいという人は、直接zoomeのサイトで見てほしい。

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