アキバで深夜販売の準備が進行中古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

» 2009年09月07日 11時53分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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SLC型SSDの新製品やスリムCPUクーラーなど、そのほかの新製品×4

OCZ「Agility EX OCZSSD2-1AGTEX60G」

 先週はBLESS秋葉原本店に、OCZの60GバイトSSD「Agility EX OCZSSD2-1AGTEX60G」が入荷した。価格は5万4800円で、在庫は少数だ。64Mバイトキャッシュを備えるSLC型で、リード最大255Mバイト/秒、ライト最大195Mバイト/秒の転送速度を誇る。同店は「SLCタイプで高速なブートドライブを作りたいという人に人気が出そうですね。すでに販売しているMLC型と比べてもスピードが出るので、少しでも待ち時間を減らしたい人にオススメです」と語る。

 また、同店には、日立GSTの2.5インチHDD「Travelstar 7K320 HTE723232L9A300」も入荷していた。価格は8980円。7200rpmのSerial ATA HDDで、320Gバイトの容量と16Mバイトのバッファを備える。プラッターは2枚の構成だ。「信頼性を高めた“連続稼働モデル”に位置づけされるので、サーバ的な使い方で長時間電源を入れたままにするなら良い選択肢になると思います。通常シリーズの同容量モデルは7480円ですが、信頼性にプラス1500円の価値を見いだすか否かでオススメが変わるという感じです」という。

 複数のショップに入荷していたのは、TITANのCPUクーラー「ENTERTAINER」だ。LGA 1366/1156/775と、Socket AM3/AM2/940/939/754に対応するモデルで、ファンを含めた全高が65ミリと低めになっているのが特徴。価格は3500円前後だ。入荷したクレバリー1号店は「ブック型ケースや小型ケースなどで重宝すると思います。ヒートパイプがCPUに直接触れるタイプなので、大きさの割にはがんばってくれるかも。この手のクーラーは季節に関係なく売れるので、長い目で売れ行きを見守りたいところですね」と話していた。

 そのほか、複数のショップにデュアルコアAtomを搭載した低価格なIONマザーが白箱で多数入荷するようになっている。ノーブランド扱いで、型番は「IPX7A-ION」。価格は1万6000円前後だ。ファンレス仕様のmini-ITXマザーで、アナログRGBとDVI、HDMI出力を搭載している。PCI Express x16スロットを1基備えているのも特徴だ。

 8月末から徐々に入荷するショップが増えてきた製品で、フェイス本店は「パッケージ版のIONマザーが安くて2万円強とまだまだ高価なので、好調に売れています。比較的入荷も容易な感じなので、ヒットしてもある程度は対応できると思います」と話していた。なお、同様の仕様を持ったIONマザーは、同価格帯でドスパラ秋葉原本店でも8月から売られている。ただし、こちらは箱のない状態だ。

日立GST「Travelstar 7K320 HTE723232L9A300」(写真=左)。TITAN「ENTERTAINER」(写真=中央)。ノーブランド「IPX7A-ION」(写真=右)

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