サンディスクの高速SSD、「PCメーカーと“標準搭載”の話をしている」

» 2009年09月15日 19時33分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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 サンディスクは9月15日、転送速度90Mバイト/秒を実現する大容量・高速コンパクトフラッシュ「サンディスク・エクストリーム・プロ」(最大64Gバイト)とPSP goに使用できる「メモリースティックマイクロ(M2)」を発表。発表会会場で、同社の高速SSD「G3 SSD/pSSD」シリーズに関する戦略も言及した。

 「日本でも、PCメーカーとサンディスク製SSDの採用(内蔵)に関する話し合いを鋭意進めている」(サンディスクの小池淳義社長)

photophoto サンディスク代表取締役社長の小池淳義氏(左) Sandisk リテールプロダクトマーケティング バイスプレジデントのエリック・ボーン氏(右)
photo サンディスクのSSD「G3 SSD」シリーズと「pSSD」シリーズ

 サンディスクのSSDは、同社が製造・開発するNAND型フラッシュメモリとメモリコントローラを実装する、MLC(マルチレベルセル)タイプのフラッシュストレージ。2009年1月のInternational CESで仕様が公開され、リード最大200Mバイト/秒、ライト最大140Mバイト/秒を実現する速度と、120Gバイトモデルの想定売価を249米ドル(日本円換算で約2万3000円 2009年9月現在)とするコストパフォーマンスの高さは、COMPUTEX TAIPEIなどの展示会でも、コンシューマーPCユーザーの高い注目を集めた。2.5インチ/1.8インチHDDサイズの「G3 SSD」(64Gバイト、128Gバイト、256Gバイト)と、Netbook向けSSDモジュール「pSSD」(8Gバイト、16Gバイト、32Gバイト、64Gバイト/ハーフ1.8インチサイズ、Mini PCI Expressモジュールサイズ)の2モデルをラインアップする。

 「SSDは、HDDのような可動部品がないため、衝撃に強い、高速、軽量、省電力、そして信頼性が高い──など数多くのメリットがある。2009年現在のストレージ市場ではまだHDDが大きなシェアを占めているが、今後2、3年のうちにSSDが大きく食い込んでいくと予想する。サンディスクが全世界で販売するフラッシュメモリは、すべて三重県・四日市市の“東芝四日市工場”(東芝と共同出資)で開発・量産が行われている。(日本の四日市工場で)フラッシュメモリの自社設計からフラッシュメモリの開発・製造、メモリコントローラの開発、(中国・上海の自社工場で)後工程の製造、そして世界中で自社ブランドの製品を販売すること──これらを一貫して自社で行えるのがサンディスクの大きな強み」(小池社長)

 なお、HDDボディサイズのG3 SSDシリーズは当初の予定(2009年中頃)からややずれ込み、まだ未発売だが、OEMだけでなく個人ユーザー向けのリテール販売も同社直販サイトでの販売などの方法で実施できるよう鋭意計画中とのことだ。Netbook向けのpSSDシリーズはすでにOEM向け出荷を始め、日本市場向けのメーカー製Netbookへの採用も強く見込んでいる。「近い将来の“PC標準搭載”に期待してほしい」(小池社長)



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