「年末年始も休みませんよ!」――Windows 7で気合い十分のアキバショップ古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2009年12月28日 11時55分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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「mini-ITXマザーで久々のヒットモデル」――OC仕様の「GF9300-I-E」が登場

ZOTAC「GF9300-I-E」

 先週は多くのショップで「もう新しいのはほとんどないですよ」というコメントを聞いたが、それに反して多数の新製品を紹介してもらった。その中でも特に目立っていたのは、mini-ITXマザーだ。クレバリー1号店は「最近はジャンル全体で売れ行きが落ち着いていましたが、久々にヒットモデルが出てきました」と語る。

 その人気モデルが、ZOTACの「GF9300-I-E」だ。LGA 775ソケットを搭載するマザーボードで、GPU部分をオーバークロックしたGeForce 9300をチップセットに採用している。コアクロックが標準の450MHzから580HMzに引き上げられており、シェーダークロックも1400MHzと高い。オンボードでアナログRGBとDVI/HDMI出力に対応しており、拡張スロットはPCI Express x16が1基で、DDR2メモリスロットが2基。価格は1万8000円前後だ。

 フェイス秋葉原本店は「GeForce 9400程度の性能になっているようですね。Core 2 Quadなどを載せて最強の小型マシンが組めますよ。LGA 775対応のmini-ITXマザーの在庫が少なくなっているところで登場したので好調に売れています。ZOTAC製ということで、オーバークロックモデルでも安心して購入されていく人が多いですね」と語る。

 一方、パソコンハウス東映では、アルバトロンのAtomマザー「PI945GSE-270」が2万7180円で販売されていた。Netbookに採用されているAtom N270を搭載し、チップセットはIntel 945GSE+ICH7Mを積んでいる。オンボードでアナログRGBとDVI出力に対応する一方、シリアルポートやmini PCI ExpressスロットとPCIスロット各1基、CFカードスロット1基などを備えているのが特徴だ。メモリスロットはSO-DIMMが1基。

 過去に一部ショップでごく少数出回ったモデルだが、今回の入荷もごくわずかという。同店は「工業用とコンシューマー向けの中間のような仕様です。CPUにNetbook向けのAtom N270を採用しているのも珍しいところ。おそらくメーカー側が年内に出してしまいたいという感じでがんばったんだと思いますよ」と話していた。

 ちなみに、某ショップはウワサレベルの話と前置きして、「年内のうちにストックを放出したいというメーカーや代理店が例年より多いので、年明け早々に何か新製品が出てくるかもという話もありますよ。まあ、いつ出るか分からない新製品より、今買えるものが重要ですけどね」ともらしていた。

アルバトロン「PI945GSE-270」。背面にCFスロットを備えている

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