「年末年始も休みませんよ!」――Windows 7で気合い十分のアキバショップ古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2009年12月28日 11時55分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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「あとはOSを入れるだけなんですよね」――厚み25ミリの激薄IONキットが好調に売れる

AOpen「XC Mini GP7A-HD」

 mini-ITX系のベアボーンや自作キットも年末に向けて人気を集めている。安定して売れているのは、先々週末から登場したAOpenのベアボーン「XC Mini GP7A-HD」だ。価格は4万円弱。

 GeForce 9300Mチップセットを搭載したマザーを組み込んでおり、ノート向けのCore 2 Duoが搭載できるのが特徴だ。オンボードでアナログRGBとHDMI出力に対応しており、DDR3 SO-DIMMスロットを2基備える。そのほか、2.5インチHDDベイと薄型光学ドライブベイを1基ずつ用意している。横置き時のサイズは180(幅)×166(奥行き)×61(高さ)ミリで、縦置きも可能だ。

 クレバリー1号店は「使い方によってはメインマシンとしても利用できるスペックなので、小型志向の強い人に人気があります。小型マシンとなると、組み込みの制限や難易度が高くなるので、ベアボーンのほうが安心して楽しめるという面もあるんですよね」と話していた。

 また、ソフマップ秋葉原本館などでは、サイズの超小型自作キット「Slim N10」がプチヒットを飛ばしていた。25(幅)×150(奥行き)×190(高さ)ミリの超薄型ボディを採用しており、ハードウェアは標準ですべて備わっている。CPUはAtom N330、チップセットはGeForce 9400M、メモリはDDR2 2Gバイト、HDDは2.5インチタイプの250Gバイトモデルだ。光学ドライブは非搭載となる。

 同店は「あとはOSを組み込むだけで使えます。あまりに小型のため、ケースを開いてカスタムすることを想定していない仕様ですが、予想以上の反響がありますね。パッケージ版で余ったOSを持っているなら、導入してみる価値はありそうです」と話していた。

サイズ「Slim N10」。カラーバリエーションはブラックとホワイト、ブルーの3色が出回っている。ピンクもラインアップされているが、「取り扱い予定はない」(ソフマップ秋葉原本館)とのこと

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