先週は平日にユーザーイベントも決行された。
1月21日金曜日、ASRockとその代理店であるマスタードシードが、プロゲーマーのジョナサン=ウェンデル氏(プレイヤー名:Fatal1ty)にとともにオフラインイベント「Fatal1ty Asia Magic Tour」をアイカフェ AKIBA PLACE店で開催した。
イベントでは、Fatal1ty氏監修のもと開発されたゲーマー仕様のマザーボード「Fatal1ty P67 Professional」が披露されたほか、同社のP67/H67や未発売のMini-ITXマザーなども所狭しと展示された。平日にネットカフェで行うという特殊なイベント事情について、マスタードシードのスタッフは「スケジュールの都合で金曜日しかとれませんでした。アイカフェさんを使わせていただいたのは、充実したネット環境が欲しかったためです。いろいろと特殊な条件が重なりましたが、これだけのお客さんに集まっていただいて本当にうれしいです」と話していた。
ネット環境の充実を求めたのは、イベントの目玉としてFatal1ty氏とのゲーム対戦会を企画していたため。両者のマシンはFatal1ty P67 Professionalを採用しており、ゲーム中はその実力を十分に発揮していた。同マザーは、手軽にマウスポーリングレートを125Hz〜1000Hz間で変更できる「Fatal1ty マウスポート」や、音の位置などを把握しやすくするバーチャルサラウンド機能「THX TruStudio PRO」といった独自機能を搭載。参加したユーザーからは「マウスがヌルヌル動くんですよね。画面の切り替えなどもスムーズでした」と操作性のよさを絶賛されていた。なお、ゲームの結果はFatal1ty氏の圧倒的勝利に終わった。


会場の様子。平日にもかかわらず、大勢の観衆で埋め尽くされた(写真=左)。クリス=リー氏より、P67/H67マザーボードの新製品の説明が行われた(写真=中央)。今回の目玉「Fatal1ty P67 Professional」を監修したジョナサン=ウェンデル氏(右)とASRockのクリス=リー氏(左)(写真=右)ゲーム以外で注目を浴びたのは、AMDのデュアルコアAPU「E-350」を搭載したMini-ITXマザー「E350M1」と思われる“未発表”マザーだ。スタッフも「ASRockから送られてきただけ」と語り、詳細は伏せていたが、まもなく店頭に並ぶ可能性も高そうだ。


ゲームをプレイするジョナサン=ウェンデル氏(写真=左)。すでに出回っている「Fatal1ty P67 Professional」。価格は2万7000円前後だ(写真=中央)。マザーボード展示スペースにあった「E350M1」。発売時期や価格などは未定とのこと(写真=右)Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.