3月から引き続き、各ショップではUPSや乾電池、バッテリ関連アイテムが好調に売れており、「ハンディラジオ入手しました」「単一乾電池売り切れました」などの手書きPOPが張られた立て看板を目にすることが多い。照明を落とした節電モードの営業も続けられているが、そうした背景とは別のヒットアイテムもいくつか見られるようになっている。
先週注目を集めていたのは、タカラトミーのUSBトイ「ついまる」だ。USBケーブルを接続するマシンに付属のソフトをインストールすると、Twitterのタイムラインに上がったつぶやきを読み上げてくれる。男性ボイスで再生する青色の「フォ郎」と、女性ボイスの白色「フォロ美」の2種類があり、価格はそれぞれ2480円だ。
入荷したフェイス秋葉原本店は「初回分はすでに売り切れて、週末に間に合うように急遽再入荷しました。こうしたTwitterクライアントはすでにいくつか出回っていますが、コンパクトでキャッチーなデザインが注目されたのかもしれません。しかも、意外と高機能で、読み上げるツイッターIDを個別に設定したり、フォ郎とフォロ美をつないで、性別で読み上げを振り分けることもできます。Twitterばかり見てしまい、仕事がはかどらないという人には面白いアイテムだと思いますよ」と話していた。
そのほか、インテル製SSDの新モデルに注目するユーザーも増えているようだ。4月12日から、インテルのSATA 2.0対応SSD「320シリーズ」が販売される見込みで、TSUKUMO eX.やドスパラ パーツ館では予約を受け付けている。TSUKUMO eX.は「SATA 3.0対応SSDが注目されていますが、既存のシステムを使ったままSATA 2.0で高速化を狙う人も多いですから、ある程度ヒットすると思います」と期待を寄せていた。
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