マザーボードで目立っていたのは、先々週に引き続き、ASUSTeKのSandy Bridge対応モデルだ。先週は廉価なH61マザーが3モデル登場。いずれもmicro ATXサイズで、HDMI出力やブリッジ接続によるSATA 3.0端子などを実装した「P8H61-M PRO」と、アナログRGB/DVI出力とUSB 3.0端子を備えた「P8H61-M LE/USB3」、最廉価の「P8H61-M LE」というラインアップだ。価格は順に1万500円前後と9000円前後、8000円前後となる。
ドスパラ パーツ館は「H67とH61の主な違いは、チップセットによるSATA 3.0サポートの有無となります。Sandy Bridgeの内蔵GPUを生かす性能に違いはないので、ドライブ類の構成を割り切ってH61マザーを選ぶ人も多いです。そうしたコストパフォーマンス重視の分野でも、信頼性の高いASUSTeK製品の人気は根強いです」と語る。
なお、そうした低価格志向の需要とともに、Sandy Bridgeのエントリーモデル「Core i3」の人気も高まっている様子だ。フェイス秋葉原本店は「少し前まではCore i7-2600Kの人気が圧倒的でしたが、最近品薄なのはCore i3だったりします。特に無印のCore i3-2100は1万1000円前後ということでヒットしています。ウチも先ほど売り切れました」と話していた。
また、光学ドライブ関連では、次世代メディア「BDXL」に対応した外付けドライブの新モデルが出回った。アイ・オー・データ機器の「BRP-U6X」と、バッファローの「BRXL-PC6U2」で、価格はともに2万1000円前後。どちらもUSBバスパワーとACアダプタ給電が選べる仕様で、BD-QL/TLに最大4倍速で書き込める。
入荷したクレバリー1号店は「BDXLはまだほとんど流通していないので、それほど注目度は高くありません。ただ、フルハイビジョンで3〜4時間の長編コンテンツが大ヒットしたりすれば浸透してくる可能性があります。外付けドライブですし、既存のマシンに最新メディアが読み書きできる機能を追加するアイテムと考えれば、将来を見据えた最新鋭の製品を入手するのも悪くないでしょう」と話していた。
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