本体自体の斬新さで注目を集めていたのは、abeeのmini-ITXケース「acubic A40」だ。79(幅)×239(奥行き)×599(高さ)ミリの薄く長いケースで、付属スタンドによって縦置きできる仕様だ。電源非搭載で、価格は3万4000円弱。フロントにUSB 3.0ポートを2基備えるほか、スロットイン型のスリム光学ドライブも装着可能。3.5インチと2.5インチベイはそれぞれ2基用意している。
ソフマップ秋葉原本館は「abeeは昔から細部までこだわった設計をしていますが、mini-ITXが流行してからは、その自在ぶりが顕著です。スタイリッシュなケースを探すなら、まずはabeeがオススメでしょう。ただ、やはりそれなりに高価なので、初めて自作するという方には敬遠されてしまうんですよね。それでも、こういうモデルを作り続けてほしいです」とエールを送っていた。
また、透明アクリルパネルを使ったベンチマーク台(通称“まな板”)にも目立つ新製品があった。サイズの「アクリルベンチ type2」で、価格は5000円弱。液晶ディスプレイをアームなどに取り付ける規格「VESA」に対応しており、ディスプレイ背面に固定して一体型マシンにしたり、モニターアームに固定して可動式マシンにできる。
ツートップ秋葉原本店は「ほかにも、パーティションに固定したり壁掛けできたりします。イベントなどでマシンをディスプレイするなら面白いアイテムですね。さすがにコレでメインマシンを組むという人は滅多にいないと思いますが、5000円ですし、ちょっと試してみるのもありかもしれませんね」とコメントした。
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