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» 2011年09月17日 19時00分 公開

発売記念・特大レビュー:ソニーらしさはAndroidタブレットでも健在か?――「Sony Tablet S」徹底検証 (6/9)

[前橋豪, 撮影:矢野渉,ITmedia]

ソニーが展開する幅広いネットワークサービスと連携

 3つめの特徴が「ネットワークサービス」だ。ソニーが提供するさまざまなネットワークサービスと連携し、映像やゲーム、電子書籍といったコンテンツの入手、ユーザーの写真や動画をアップロードして共有といった楽しみ方ができる。優良なコンテンツを多数所有し、Sony Tabletの投入前から配信サービスなどをワールドワイドで大規模展開してきたソニーの強みが発揮される部分だ。

 Sony Tablet Sが対応する自社の代表的なネットワークサービスとしては、動画配信の「Video Unlimited」、ゲーム配信の「PlayStation Store」、電子書籍配信の「Reader Store」、写真・動画共有の「Personal Space」が挙げられる。

Video Unlimitedは準備中。オープンが待ち遠しい

 Video UnlimitedではSD映像の映画やアニメ、テレビ番組などを配信。ダウンロードしながら視聴可能で、コンテンツはオフラインでも再生できる。レンタルした映像はPCへのムーブ、購入した映像はPCへのコピーが行える予定だ(PCでVideo Unlimitedのコンテンツを視聴、管理するにはMedia Goが必要。Media GOは2011年10月以降、Sony Tabletをサポートする予定)。製品発売時は限定コンテンツでプレオープンキャンペーンを実施、その後にSony Tablet用のコンテンツを増やしていく。

 なお、海外では音楽配信サービスの「Music Unlimited」も展開されているが、国内での対応は検討中という。

 PlayStation Storeは2011年内にサービスを開始予定。Sony Tabletはタブレットデバイスとして初めてPlayStation Certifiedプログラムに対応し、初代プレイステーション(PS)の有名ゲームタイトルなどをSony Tablet上で楽しめる。

 発売時には「みんなのGOLF2」と「Pinball Heroes」がプリインストールされている。PS用ゲームは、画面上にタッチインタフェースの操作ボタンを表示してプレイする仕組みだ。操作ボタンの表示位置は柔軟に変更できる。

 ゲームについては、ゲームロフトのオンラインストアへアクセスするためのアプリ「HD Games」もプリインストールされている。

「みんなのGOLF2」は画面上に重ねて表示したPSのソフトウェアコントローラでプレイする(画面=左)。当時のままのグラフィックスなので、Sony Tablet Sの高解像度画面では少々粗い。ユーザーの好みやゲーム画面のデザインに合わせて、ソフトウェアコントローラの各パーツは自由に移動できるほか、デザインも選べる(画面=中央/右)

「Pinball Heroes」は描き込まれたグラフィックスのピンボール台を複数用意している

 Reader Storeは、2011年10月以降のサービス開始を予定。電子ブックリーダー「Sony Reader」向けのモノクロコンテンツに加えて、Sony Tabletの高品位なカラー液晶を生かすべく、カラーコンテンツも配信する。ダウンロードした電子書籍は「Reader」アプリで管理、閲覧する仕様だ。

「Reader Store」と連動する「Reader」アプリ(画面=左)。電子書籍の閲覧は横位置での見開き表示(画面=中央)、縦位置での1ページ表示が可能だ(画面=右)

 Personal Spaceは、写真や動画向けのオンラインストレージサービス。Sony Tabletで撮影した写真や動画を直接アップロードできる。ストレージ容量は1Gバイトまで無料で利用可能だ。共有した写真や動画はPCに加えて、ほかのAndroid端末やiOS端末からも見られる。

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