10月6日、GIGABYTEとその日本販売代理店を務めるCFD販売は、NVIDIAの協力のもと、秋葉原UDX6階カンファレンスルームにて「GIGABYTE Tech Tour 2011」を開催した。
プレスおよび一部パーツ販売店向けに開かれたイベントで、各セッションではGIGABYTEの最新グラフィックスカード「N56GSO-1GI」および「GV-N580SO-15I」を例に、冷却性や静音性のアピールを行ったほか、NVIDIA Japanテクニカルマーケティングエンジニアのスティーブン・ザン氏より、世界中で行われているゲームショウの状況や、現在オープンβテスト中のFPS「Battlefield 3」用グラフィックスドライバの情報が告知された。
グラフィックスカードの性能をアピールするセッションでは、日本販売代理店となるCFD販売事業推進部の倉本氏とGIGABYTE台湾本社マーケティングマネージャーのイテン・ツァイ氏が登壇。特にプッシュしていたのが、同社のグラフィックスカードに搭載されている冷却ファン「WINDFORCE」シリーズについてだった。
まず、セッションの中でGeForce GTX 560搭載カードのN56GSO-1GIを手に取った倉本氏は、「GIGABYTEのグラフィックスカード製品に搭載している冷却ファンWINDFORCEシリーズは、他社さんの冷却ファンと比べても静かでよく冷えるんですが、あまりその性能が知られていないんです。例えば、このカードに搭載されているファン『WINDFORCE 2X』の静音性ですが、ベンチマークソフト『Furmark』を使ったフルロードテストを見ると、騒音は29デシベルとオフィス内での話し声よりも静かなんです」とコメント。
また、GeForce GTX 580搭載カードのGV-N580SO-15Iについてマイクを取ったイテン・ツァイ氏は、同カードに搭載されている「WINDFORCE 3X」について、「Furmarkを使ったベンチマークテストでは、リファレンスカードが76度まで温度が上がっているのに対し、WINDFORCE 3X搭載カードでは57度と約33%もの冷却性能の差がでました。また、米メディア『Tom's Hardware』による他社製品との比較では、高負荷時とファンスピード100%時に最も静かなカードだと評価を受けています」と優位性をアピールした。
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