「直撃ですよ」――HDDショックでアキバ中が混乱古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2011年10月24日 09時48分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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「アップルとインテルが共同開発していないほうです」――ASUSTeKのThunder“B”oltカード付きゲーミングマザー

ASUSTeK「Crosshair V Formula/ThunderBolt」

 ようやくAMD FXシリーズが登場したとあって、マザーボードコーナーでもAMD系のハイエンドモデルが話題を集めていた。特に評判となっていたのは、ASUSTeKのAMD 990FXマザー「Crosshair V Formula/ThunderBolt」だ。価格は3万3000円前後。今年6月に登場したゲーミングマザー「Crosshair V Formula」に、同社独自の拡張カード「ThunderBolt」を付属したモデルとなる。

 ThunderBoltは、ネットワークゲームで通信を安定させるべくチューニングした「Killer E2100」チップ搭載のLANアダプタと、ゲーム向けの3Dサラウンドを提供するオーディオアンプを複合したコンボカードで、PCI Express x1で接続する。このカードは今年4月に登場したX58マザー「Rampage III Black Edition」に付属していたが、AMD系では初採用となる。

 入荷したTSUKUMO eX.は「マザー側にも8チャンネルサウンドチップやインテル製LANチップが載っていますが、よりゲームに最適化するためにThunderBoltカードを用意したということだと思います。ようやくAMD FXシリーズも出回るようになりましたし、AMD系で最強構成を目指すならオススメですね」とプッシュしていた。

 なお、PC関連で“Thunderbolt”といえば、アップルとインテルが共同開発した、PCに周辺機器を接続する次世代のバス規格がある。最大転送速度10Gbpsで、USBよりも強力なバスパワー供給も可能。すでに最新のMacや一部のRAIDカードなどで採用されている。ある店員さんは「ついにThunderbolt対応マザーが登場したのかと思ってしまいました。まあ、近いうちにそういうマザーも出てくるとは思いますけどね。しかし、ThunderBolt自体いいカードなだけに、名前で損してしまうのは悲しいですねえ」と話していた。

付属するThunder“B”oltカード(写真=左)。パッケージの裏側にもThunderBoltの解説が詳しく記載されている(写真=右)

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