新品の特価とともに、展示機の処分特価にも注目しておきたい。特に狙うべきはPCケースだ。PCケースは店内で場所をとるため、新たなモデルが登場するたびに、旧作が処分品にあがりやすい。また、店頭展示される時点で定番モデルや話題作だった可能性が高く、全体的に粒ぞろいになる傾向がある。
先のTSUKUMO eX.の5階には、展示処分扱いのPCケースがズラリと並んでいた。なかでも注目は、Cubitekの分離型ATXケース「Magic Cube」だ。光学ドライブとHDDケース、マザーケースの3部品に分離した変わり種モデルで、2011年4月に約3万円で登場した。展示処分価格は1万4800円。
同店は「30台限定の実験的なモデルでしたが、少し新しすぎたところはありますね。箱と付属品がそろっていて、メーカー保証もつくので、興味がある人には是非使ってもらいたいです」と話していた。
そのほかにも、Abeeのタワーケース「AS Enclosure 700」が2万9800円(通常4万2980円)、チタンカラーが目を引くオウルテックのATXケース「OWL-PCA380」が6980円(通常1万2800円)と、大幅に値引きされた製品が所狭しと並んでいる。
フェイス秋葉原本館にも同様のケースが多数並んでいた。「目玉モデルはすぐに売れてしまいますが、代わる代わる追加しているので、何かしら響く製品もあると思いますよ」という。取材時に目立っていたのは、シルバーストーンの煙突構造ケース「SST-RV02B-W」。通常1万8970円から、1万3970円にダウンしていた。
そのほかのショップでも、PCケースの展示処分品は目に付きやすいので、歳末セールと一緒に是非チェックしてみよう!
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