東芝はグラスレス3D対応の15.6型ノートPC「dynabook Qosmio T851」を2月下旬に発売する。同社の最上位AVノートPCで、ラインアップは「T851/D8EB」の1モデルのみ。価格はオープン、実売価格は22万円前後の見込みだ。
T851/D8EBは2011年10月上旬に発売された「T851/D8DR」の後継モデル。グラスレス3D対応の15.6型フルHD液晶ディスプレイ、3波(地上/BS/110度CS)対応のダブルチューナー+SpursEngineによるデジタルテレビ機能、harman/kardonブランドのステレオスピーカー内蔵といったAV機能の特徴はそのままに、ボディカラーを変更し、HDD容量を750Gバイトから1Tバイトに増量、付属のワイヤレスマウスをレーザー方式とした。
ボディカラーは春モデル第1弾の「dynabook Qosmio T751」と共通の「シャイニーオーシャン」だ。東レ独自のナノ積層技術を応用したフィルム“PICASUS”(ピカサス)をベースとして、東レ、名阪真空工業、東芝の3社で共同開発した加飾技術を天面に用いることで、金属を使わずに金属調の質感と光沢を表現した。環境負荷の低減に貢献するほか、防指紋コーティングにより通常の光沢ボディより汚れにくくなっている。
基本スペックは、Core i7-2640M(2.8GHz/最大3.5GHz)、Intel HM65 Expressチップセット、外部GPUのNVIDIA GeForce GT 540M、PC3-10600対応の8Gバイトメモリ(4Gバイト×2)、回転数5400rpmの1TバイトHDD、BDXL対応のBlu-ray Discドライブを搭載する。
通信機能はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 3.0+HS、1000BASE-Tの有線LANを内蔵。有効画素数約100万画素のWebカメラ、SDXC対応SDメモリーカード/MMC/メモリースティックPRO/xDピクチャーカード用のカードスロット、USB 3.0、USB 2.0×3、HDMI出力、アナログRGB出力、音声入出力を備える。
本体サイズは387.6(幅)×266.8(奥行き)×31.1〜36.8(高さ)ミリ、重量は約3.3キロだ。バッテリー駆動時間は約2.9時間としている。
OSは64ビット版Windows 7 Home Premium(SP1)をプリインストール。付属ソフトは、オフィススイートのMicrosoft Office Home and Business 2010(SP1)や、フォトレタッチソフトのAdobe Photoshop Elements 9、ビデオ編集ソフトのAdobe Premiere Elements 9を備える。
dynabook Qosmio T851 店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD / SSD | OS | 実売価格 |
dynabook Qosmio T851 | T851/D8EB | 2スピンドル | 基本性能強化、新色 | Core i7-2640M (2.8GHz/最大3.5GHz) | 8GB (DDR3) | 1TB | 64ビット版7 Home Premium (SP1) | 22万円前後 |
dynabook Qosmio T851 店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
dynabook Qosmio T851 | T851/D8EB | グラスレス3D 15.6型ワイド | 1920×1080 | Intel HM65 | Blu-ray Disc (BDXL) | GeForce GT 540M / SpursEngine | 3波デジ×2 / Office Home and Business 2010 (SP1) | 約3.3キロ |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.