2012年度は、Ultrabookを中心に大型のプロモーション活動を展開する。「2003年度のCentrinoモバイル・テクノロジに関連するプロモーションと同等かそれ以上の規模で計画する。2012年3月12日に開始したテレビCMをはじめ、量販店でのプロモーション、全世界で展開するキャンペーン、SNSやWebでのPR活動、PCメーカーとの共同プロモーション、タッチ&トライなどユーザー体験型イベントなど、包括的に継続的に展開する」(山本本部長)
テレビCMは、トラのキャラクターが踊りながら「Ultrabookの時代が来た。」とアピールする第1弾の放映が始まった。Centrino(セン“トリ”ーノ)のキャンペーンは「トリ」が登場したが、今回はUltrabook(ウル“トラ”ブック)。「新時代感や躍動感を伝えたい」という目的も含めてこのキャラクターを採用したという。
グローバルキャンペーンは、ワールドワイドで、かつ新しい何かができるようになるというUltrabookの特徴をアピールする目的で、新テクノロジーにも明るいというアーティストのwill.i.amを起用した。12都市を回るツアーで現地アーティストとの交流で制作する楽曲を無料配信するほか、キャンペーンサイトで展開する「will.i.am氏が360度カメラで撮った写真」を見るための専用アプリケーションをAppUpセンターで配信する。
このほか、愛とテクノロジをかけるとどうなるか──をテーマにしたFacebook連携ツール「SHAPE OF LOVE」、“もっとスゴイ動画”を探せるYouTube用アドオン「Intel W〜Wファインダー」、“みらい日記”を作成できるmixi連携サービスなど、SNSやWebサービスと連動したプロモーションも随時行う。
昨今、スマートデバイスの普及・流行により「PCはもう不要」などと言われることもあるが、そうとは思わないと吉田社長。「昨今、スマートデバイスが占める割合は確かに増えているが、TNS Mobile Life調査によるとゲーム、Webサイト表示、メール、動画・画像編集、文書作成、ソーシャルネットサービス、オンラインショッピングなど──はPCで使いたいとする例は多い。これは、依然ユーザー体験の中心がPCであることを示すと考える。Ultrabook市場は今後大きく拡大する。ユーザーの要求も今後さらに高度に広範囲になると予想するが、その“より高度な体験”を実現する機器がUltrabookだと一般ユーザー層を含めて広く訴求したい」(吉田社長)
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