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» 2012年06月14日 15時00分 公開

ナナオ、IPS最速の23型フルHD液晶「FORIS FS2333」――視覚特性に基づき暗部視認性を向上“Smart monitor”の正体はコレ(2/2 ページ)

[前橋豪,ITmedia]
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IPSながら3.4msの高速応答、新デザインのボディを採用

 液晶パネルはFORIS FS2332と同様、広視野角のIPS方式(表面ノングレア仕様)を採用する。FORIS FS2332ではオーバードライブ回路の搭載により中間階調域の応答速度が6msだったが、これを3.4msまで高速化した(オーバードライブ回路搭載)。中間階調域で3.4msという高速な応答速度は、IPS方式の液晶パネルを搭載したカラー液晶ディスプレイで世界初としている(2012年6月時点。同社調べ)

 画面解像度は1920×1080ドット、最大輝度は250カンデラ/平方メートル、コントラスト比は1000:1(コントラスト拡張有効時で最大5000:1)、視野角は垂直/水平でともに178度、最大表示色は約1677万色(10ビットLUT)、色域はsRGB相当、バックライトは白色LEDだ。

4系統の映像入力を搭載。音声面では新たにライン出力を内蔵した

 映像入力は2系統のHDMI(音声入力共用、PC入力対応)、HDCP対応DVI-D、D-Subの4系統を搭載。音声入力は2系統のHDMI(映像入力共用)と1系統のライン入力、音声出力はヘッドフォンに加えて、新たにライン出力が内蔵された(いずれもステレオミニ)。これはHDMI入力などの音声を外部のスピーカーやアンプに直接出力することを想定した仕様変更だ。出力500ミリワット+500ミリワットのステレオスピーカーも内蔵する。

 カラーモードは、User 1、User 2、sRGB、Paper、Game、Cinema、Ecoを搭載。Ecoモードではバックライト輝度を下げるだけでなく、Smart Insightとコントラスト拡張技術によって、消費電力を低減しながら視認性を改善した。また、オプションとして、カラーマッチングツールの「EIZO EasyPIX」も引き続き用意される。

 省電力機能については、周囲の明るさに合わせて輝度を自動調整する「Auto EcoView」をFORIS FS2332から継承。消費電力は最大42ワット、標準22ワット、節電時0.4ワット以下(スピーカー非動作時)、待機時0.3ワット以下(2次電源オフ時)だ。

 ボディは新デザインを採用し、新たにスイベルと高さの調整に対応したほか、背面に配線をまとめるケーブルホルダーと、持ち運びに片手で持ち上げられるハンドルを追加した。前面のカラーシートは3色(レッド、ブルー、グレー)が付属する。

 本体サイズは545(幅)×200(奥行き)×390〜450(高さ)ミリ、重量は約5.4キロだ。上25度のチルト、左右で各172度のスイベル、60ミリ範囲の高さ調整が行える。100×100ミリピッチのフリーマウント用ホール(VESA規格)も備えている。

左からFORIS FS2333の正面、背面、側面

液晶パネルも含めた5年間保証に

 なお、製品の保証期間は今回の製品から、液晶パネルも含めた5年間保証となった。従来の5年間無償保証は液晶パネルの保証期間が3年間だったが、液晶パネルも含めて5年間(製品使用時間は3万時間以内)に拡張されている。

 同社はEIZOダイレクトにて、FORIS FS2333の「先行モニタリング出荷キャンペーン」を6月14日から6月30日まで開催。販売開始は7月13日だが、77台限定で購入した製品を先行出荷し、いち早く実機を利用できる(最短で7月7日着。8月上旬に簡単なアンケートに回答する必要あり)。また、直販限定でJBLデスクトップ・シアターセットやEIZO EasyPIXセット、保護パネルクリーナーセットを個別に購入するより安価に用意している。

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