東芝、Windows 8搭載コンバーチブルUltrabookを公開:CEATEC JAPAN 2012

» 2012年10月02日 14時10分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

タッチタブレット/ノートPC、可変スタイルのdynabook新モデル

photo コンバーチブルスタイルを採用する東芝の新Ultrabook(シリーズ、型番は未発表)

 東芝が、IT/エレクトロニクスの総合展「CEATEC JAPAN 2012」で国内未発表のWindows 8搭載Ultrabookを公開した。

 同機は2012年9月にドイツで行われた“IFA 2012”で展示された「Satellite U920t」と同デザインのもので、タッチ操作のタブレットスタイルとキーボードを使用するノートPCスタイルを切り替えられる独自の変形機構を採用するのが特長。このたび、日本語キーボード仕様で2012年10月26日にリリースされるWindows 8を搭載した仕様として展示されていた。

 ディスプレイサイズは12.5型ワイド。本体仕様は現時点未公開だったが、同社はWindows RTモデルの開発をIFA 2012時にいったんキャンセルした経緯、そしてUltrabookと呼んでいることから、Windows 8+インテルの超低電圧版Core プロセッサー・ファミリーを実装する仕様のようだ。ディスプレイ解像度はおそらく1366×768ドットほど。手にした感覚ではタブレットとしてはやや重いかな──という傾向の重量1.5キロほどと思われる。


photophotophoto 左から、タッチタブレットスタイル、変形中(ディスプレイスライド)、ノートPCスタイル。ディスプレイ面にもWindows 8よりデザインが変わった「Windowsキー」を実装する
photo ディスプレイ裏の側面にギアレールがあり、ディスプレイ左右のスライド量を同調。奥までスライドするとディスプレイを起こすのためのヒンジが機能する仕組み。ソニーのコンバーチブルPC「VAIO Duo 11」とは異なり、画面の角度も普通のノートPCと同じように調整できる(=ノートPCスタイルでも違和感なく使えるようにした)のがポイントという

 画面に触れて操作するタブレットスタイルから、ディスプレイ部をスライドして起こすとキーボード+タッチパッドを露出させたノートPCスタイルに変形する。この手の機構はHTC製スマートフォン「S11HT」などのそれと似ているが、ディスプレイが左右にずれてスライドしないようギアレールでスライドの開閉具合を同調させ、全開したところでディスプレイが起こせるようになる機構となっている。たわむ・ゆがむ・プラプラ揺れるといった不安は感じず、なんというか機械感がここちよくこそばゆい、かなり複雑で工夫されたスライド&チルトのヒンジ機構だ。

 ディスプレイはマルチタッチ対応のタッチパネルを実装し、キーボード/タッチ/スタイラスペンと本体形状を状況に応じて切り替えながら利用できる。Windows 8+タッチ操作に対応するアプリケーションも複数プリインストールする。カラーは2012年夏モデル「dynabook R542」と似たブラック基調の1色のみを用意するようだ。

 「仕様の詳細はオトナな事情でまだ話せないが、近いうちに──」(説明員)とのことなので、おそらく2012年PC秋冬モデルとして、Windows 8リリースの前後に発表・発売されるものと思われる。

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