東芝は10月19日、21.5型フルHD液晶ディスプレイを搭載した液晶一体型PC「dynabook REGZA PC D712」の2012年秋冬モデルを発表した。従来は1モデルのみの販売だったが、今回は64ビット版Windows 8を導入するとともに、Core i7搭載の上位機を追加し、2モデルで展開する。
発売日はいずれも10月26日の予定だ。価格はオープンで、実売価格は上位機の「D712/V7G」が19万円前後、下位機の「D712/V3G」が12万円前後の見込み。それぞれにダークグリーン、メローボルドー、リュクスホワイトのカラーが用意される。
D712シリーズは、同社の液晶一体型PC「dynabook REGZA PC」の下位モデルだ。上位機のD712/V7Gは、Core i7-3630QM(2.4GHz/最大3.4GHz)、8Gバイメモリ(DDR3-1600/4Gバイト×2)、2TバイトHDD(5000rpm)、BDXL対応Blu-ray Discドライブを備える。3波デジタル対応のダブルチューナーを装備し、IEEE802.11a/b/g/nの無線LAN、Office Home and Business 2010を備えるなど、これまでのD712シリーズから大幅に仕様を強化した。
下位機のD712/V3Gは、CPUをCeleron B820(1.7GHz)からCeleron B830(1.8GHz)に底上げしている。4Gバイトメモリ(PC3-10600/2Gバイト×2)や1TバイトHDD(5000rpm)は夏モデルから変わりがない。こちらは地上デジタル放送のシングルチューナーを搭載し、無線LANはIEEE802.11b/g/n、オフィススイートはOffice Personal 2010となる。
そのほかの主な仕様は共通だ。1000BASE-Tの有線LAN、SDXC対応SDメモリーカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI入力、音声入出力、有効画素数約100万画素のWebカメラを搭載する。
ボディデザインは夏モデルのラウンドフォルムを継承している。本体サイズは最小傾斜時で522(幅)×174(奥行き)×388(高さ)ミリ、重量は約6.5キロだ。抗菌仕様のタイルキーボードとレーザーマウス(いずれもワイヤレス仕様)、リモコンが付属する。
dynabook REGZA PC D712店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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dynabook REGZA PC D712 | D712/V7G (3色) | 液晶一体型 | Win 8採用、CPU強化 | Core i7-3630QM (2.4GHz/最大3.4GHz) | 8GB (DDR3) | 2TB | 64ビット版 Windows 8 | 19万円前後 |
D712/V3G (3色) | 液晶一体型 | Win 8採用、CPU強化 | Celeron B830 (1.8GHz) | 4GB (DDR3) | 1TB | 64ビット版 Windows 8 | 12万円前後 | |
dynabook REGZA PC D712店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
dynabook REGZA PC D712 | D712/V7G (3色) | 21.5型ワイド | 1920×1080 | Intel HM76 | BDXL対応 Blu-ray Disc | CPU統合 (HD 4000) | 3波デジ×2 / Office Home and Business 2010 | 約6.5キロ |
D712/V3G (3色) | 21.5型ワイド | 1920×1080 | Intel HM76 | DVDスーパーマルチ | CPU統合 | 地デジ / Office Home and Business 2010 | 約6.5キロ | |
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