続いて中古PCの購入においては、
などが気になる。NECリフレッシュPCは、前述の通り“初期出荷時に戻す”を基本としており、新品と同じ1年(あるいは6カ月)のハードウェアメーカー保証を付加し、サポートも新品購入時と同じコールセンター対応やメーカー保守対応が受けられる。ここは、原則として現状販売となる街のPCショップで購入する中古PCとはかなり違う。


ストレージのデータはNSA推奨方式を用いた自社開発ソフトで3回上書きによる消去を実施。個体別に管理するため、店頭モデルはもちろん、NEC DirectのBTOモデルも「購入時の仕様」にばっちり再生できる。外装、キーボード、マウスなどの掃除も徹底的に新品同様になるよう心がける。地元企業と共同開発したという98%アルカリ電解水による環境に優しいクリーナーを使用して清掃するソフトウェアも同じだ。Windowsはバックアップ媒体の添付、あるいはリカバリ領域を新品時と同様に作成して出荷する。仮に、売却するWindowsのライセンス/プロダクトキーを別のPCで使用してしまっている──場合は(買い取り時の査定額には影響しつつ)当然、正規版の新規プロダクトキーを付けて再生する。簡単にいうと、品質やサポート体制としては、例えば……店頭在庫の旧製品を新品として購入するのとほぼ同じと言えそうだ。
さて、いくら新品同様に再生されているとしても、古くて遅い時代遅れのPCならあまり価値はない。この点、NECリフレッシュPCは、登場より「2年以内の比較的新しいモデル」が約60%を占めるのだという(2013年1月現在)。2年前となると2011年春モデルであり、この世代であればOSはもちろんWindows 7だ。ほとんどのモデルにおいて、十分に現役で活用できるパフォーマンスは持っていると思われる。
なお、2013年2月14日にリフレッシュPCでも「Windows 8モデル」の出荷を開始、同2月15日より個人利用者からのWindows 8モデルの買い取りも始める。Windows 8搭載モデルとなると、つい最近発売された2012年秋冬モデルにあたるが……価格は「だいたい6掛け程度には」(説明員)とのことだ。
これもあまり知られていないが、NECリフレッシュPCはソフマップやPCデポ、ヤマダ電機、上新電機など家電量販店で販売されている。……となると、スペシャル軽量Ultrabook「LaVie Z」や極薄フルHD Ultrabook「LaVie X」の“出物”も、かなりおいしい価格で販売されている可能性も高いといえるので、お得価格で購入を望む人はぜひ足を運んでチェックしてみてはいかがだろう。また、NEC製PCの直販サイト「NEC Direct」では新PC購入とともに旧PC買い取りを一緒に申し込める「PC買い換えサービス」も行っている。
……「ほう、新品に近いのであれば安心だし、それでいい。(最新モデルも仕様はほとんど変わらない)Windows 7版のLaVie Zはいくらなのかな──」などと探してみたくなる。
中古PCでも大丈夫──そんなマジメでていねいな安心感、とても心強いものである。国内PCメーカーが実施する“ならではの価値”は、この部分に集約されているといえる。

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