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NECは2月1日、2011年PC春モデル 7シリーズ全51モデル(カラーバリエーションを含む)を発表。2011年2月3日より順次発売する。
今回のモデルは、春の新生活ニーズを満たすラインアップを特に強化した。ノートPC「LaVie」、デスクトップPC「VALUESTAR」ともにインテルの第2世代Core プロセッサー(開発コード名:Sandy Bridge)の積極採用で基本性能を大きく高めたほか、屋内でも屋外でも使える13.3型クラスの軽量モバイルノートPCをモデルチェンジした。
また、2011年7月の地上アナログテレビ放送終了にともない、“2台目以降・プライベートルーム向け”需要を満たす「地デジPC」のラインアップや機能も強化する。番組視聴や録画、Blu-ray Discドライブによる「見る、録る、記録する」の用途以外に、YAMAHA高品位サウンドシステムによるサウンド面の強化、ワイヤレスチューナーモデルの用意、携帯電話への番組持ち出し機能、フレーム編集(CMカット再生)機能、見ながらWeb検索機能といった個人ニーズに応じたモデルを多彩に用意した。
インテルが発表したIntel 6シリーズチップセットの不具合により発売日未定としていたモデル(4シリーズ全21モデル)の発売日も決定した。発売日はLaVie L LL750/DS(4色)、VALUESTAR W VW970/DS・VW770/DS(4色)、VALUESTAR L VL750/DS・VL350/DSが2011年3月10日、LaVie L LL970/DS・LL850/DS(4色)・LL770/DS、VALUESTAR N VN790/DS・VN770/DS(3色)が3月17日となる。(2月21日15時更新)
高機能AV志向のA4オールインワンAVノートPC「LaVie L」は、地デジ+3D、オールインワンAVノートPC、コストパフォーマンスに優れるエントリーモデルなど、ユーザーニーズと価格帯別に全5つのラインアップで展開する。エントリーモデル以外でコードネーム:Sandy Bridgeと呼ばれた最新の第2世代Coreプロセッサーを採用し、PCの性能面でも大きな向上を果たしている。
地デジ搭載モデルは15.6型ワイドのフルHD液晶ディスプレイやBlu-ray Discドライブを内蔵し、上位モデルは3D立体視にも対応する。基本モデルには、Core i7-2620M(2.7GHz/最大3.4GHz/デュアルコア/Hyper-Threading Technology対応)や標準で8Gバイトの大容量メモリ、750GバイトのHDD、高速な新世代インタフェース(UHS-I対応のマルチメモリカードリーダー、USB 3.0など)を搭載する。
エントリ向けの15.6型A4ノートPC「LaVie S」は、シンプル・プレーンな印象のボディデザインを前モデルより継承しつつ、CPUの強化と上位モデルにBlu-ray Discドライブを標準搭載で機能向上を果たした。
上位モデル「LL550/DS」は、CPUにCore i5-480M(2.66GHz/最大2.93GHz)、4Gバイトのメインメモリ(最大8Gバイト)、640GバイトのHDD、BD-R/RE記録対応のBlu-ray Discドライブ、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANなどを搭載し、重量は約2.4キロ。約2時間動作のリチウムイオンバッテリーを備える。
13.3型サイズで重量1キロ台、長時間のバッテリー動作が特徴のモバイルノートPC「LaVie M」シリーズは、前モデルのモビリティ性はそのままに光学ドライブとテンキー付きのキーボードを内蔵したボディに一新。「家でも外でも、そのまま1台で快適に使える」をテーマに、進級・進学・新社会人・異動者といった新生活ユーザーのニーズを多く満たす仕様に仕上げた。
デザイン一新したボディは、13.3型ワイドの液晶ディスプレイを備えるモバイルノートPCとしては珍しい「テンキー付きキーボード」と、すりキズが付いても自然に消える「スクラッチリペア」仕様の天面パネルを採用し、DVDスーパーマルチドライブも内蔵する仕様に変更。光学ドライブを内蔵しなかった前モデルと比較しても、ボディサイズ(厚さ30.5ミリ)や本体重量(約1.86キロ)や長時間のバッテリー動作(標準バッテリーで最大10時間)など、ほぼ変わらない軽量・長時間のモビリティ性を実現した。多彩なカラーバリエーション(ブレイズレッド、フラッシュホワイト、コスモブラック)も用意する。
10.1型サイズの「LaVie Light」は、複数台目/モバイル専用の需要を満たすAtom N550(1.5GHz/デュアルコア/HT対応)搭載ミニノートPCシリーズだ。上位のBL550/DSは、重量約1.22キロの小型・軽量ボディと約10.3時間の長時間バッテリー動作(BL550/DS)、傷が付きにくいスクラッチリペア仕様のボディ、一般的なノートPCと同等の1366×768ドット表示に対応する液晶ディスプレイを備え、OSも32ビット版のWindows 7 Home Premiumをプリインストールする。
外観デザインはフルチェンジした前モデルと同様で、カラーバリエーションにプラバーレッド、プラバーホワイト、プラバーブラックの3色を用意する。今回の新モデルは、USB接続で他のPCを外付けHDD代わりにできる独自機能「USB Duet」の機能向上版が備わり、ストレージ機能に加えて他PCの光学ドライブも共有して利用できるようになった。
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