ストレージ関連で話題を集めていたのは、サムスンのmSATA SSD「SSD 840 EVO mSATA 1TB」だ。mSATAで初の1Tバイトモデルで、価格は6万9000円弱。1Gバイトのキャッシュを搭載しており、連続書き込み速度は520Mバイト/秒、連続読み込みは540Mバイト/秒となる。同シリーズの120/250/500Gバイトモデルは1月初旬から中旬にかけてすでに投入されている。
売れ行きは「そこそこ」というショップが多い。某ショップは「NUCに入れるとなると、本体より高価なストレージということで2の足を踏む人が多いでしょうから、面白いモデルだけど微妙な立ち位置ですね。NUCやBRIX向けには120Gバイトクラスが売れていますしね」と語る。
ただ、オリオスペックでは同シリーズのうち今回の1Tバイトモデルが一番売れているという。「ウチは音楽系PCにこだわる人が多くて、最大容量のニーズが強いです。自作PC全体でいえばニッチなところだとは思いますけど」とのことだ。

サムスン「SSD 840 EVO mSATA 1TB」(写真=左)。BUY MORE秋葉原本店に張られているSSD 840 EVO mSATAシリーズの価格表。売れ筋の120Gバイトモデルが売り切れていた(写真=右)
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